「コウノドリ」に出演中の宮沢氷魚「父(宮沢和史)のライブを見て、この仕事に興味を持ちました」

2017/11/01 06:00 配信

ドラマ

昔は父の仕事にあまり興味がありませんでした


——お父様は元THE BOOMの宮沢和史さんですが、お父様の仕事を素直に受け入れられない時期があったんですか?

「はい。中学3年生までは父の仕事にあまり興味がありませんでした。全国ツアーに入ったりすると家に全然いなかったので。でも、中3の時に久しぶりにライブを見に行ったら、何千人ものお客さんを喜ばせていて素晴らしい仕事なんだなと感じたんです。それから人前に立つ仕事に興味が湧き、その思いが日本を離れてアメリカに留学している時に強まって、今の事務所に履歴書を送ったんです。その時も父の名前は言いませんでした」

——実際にモデル業などを初めてみていかがでした?

「街を歩いている時に『雑誌見てるよ』とか『テレビで拝見しました』と言われるようになるとすごくうれしくて。『MEN’S NON-NO』モデルになって2年目になるのですが、最初のころの雑誌を見るとちょっと成長しているのが自分でも感じて、それを他の方にも気が付いて言ってもらえるとすごくうれしいです」

——ちなみにお父様は何と?

「最初は『大丈夫か?』とすごい心配してくれてました。最近は『MEN’S NON-NO』も毎号見てくれて、テレビに出ると全部録画してくれてるみたいで。僕がいないところで見て、『いいね』とか『頑張ってるね』と言ってくれているらしくてうれしいです。父も本業はミュージシャンですが、ドラマ経験があって、初めて出たときはNGも出したらしいんです。でも、『初めてのときは仕方のないことだから、ミスする覚悟で全力でやれ。徐々に成長していくから、最初はみんなに頼りなさい。その分、全力でやっていることを見せなさい』と言われて。実際に現場に入ったら、本当にその通りだと思いましたし、そう言ってもらえて、気持ちが楽になりました。」

初のドラマ出演となる「コウノドリ」で研修医として奮闘中撮影=大石隼土