10月クールの “月9”ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(毎週月曜夜9:00-9:54フジ系)で、主人公・智子(篠原涼子)の同期議員・園田龍太郎を演じる斎藤司(トレンディエンジェル)にインタビューを行い、“月9”ドラマ初出演が決まっての感想や、撮影現場でのエピソードを語ってもらった。
――“月9”ドラマ初出演が決まっての感想は?
“月9”に出るのはずっと憧れだったので、シンプルにうれしいです。
連続ドラマへのレギュラー出演も初ですし、それが“月9”というのはとんとん拍子感があり過ぎて、こんなにうまくいっていいんだろうかという感じはありました。
――いきなり“月9”への出演を聞かされたときには“ドッキリ”だと思ったりは?
あぁ~、でもマネジャーの言い方でだいたい分かりますね。
「斎藤さん月9決まりました!」って伝えてくる熱がすごかったので、これはガチだなって(笑)。
――ドラマの現場とバラエティーの現場での違いはありますか?
誤解を恐れずに言えば、バラエティーの現場はカメラが回るとみんなが笑いを取りに行って、みんながひょうきんな人ってイメージがあると思いますけど、意外と前室とか楽屋だと、真面目な話を真剣にしていたりするんです。
逆にドラマの現場は、シリアスなシーンでも、楽屋はみんなでふざけ合っていたり、笑っていることの方が多くて、自分の発言でみんなすごく笑ってくれるんですよね。
――撮影現場ではよく主演の篠原さんにイジられているそうですね。
そうなんです。ありがたいですよ! 現場を和ませるプレーヤーが僕で、司令塔が(篠原)涼子さんですね。
女優さんにどこまでツッコんでいいのかな~と最初は遠慮気味だったんですけど、気さくな方だって分かってからはグイグイいくようにしていて、最近は「おまえ」とか小声で言ってます(笑)。他のドラマの現場がどうか分からないですけど、このドラマはいい雰囲気の現場だな~と思いますね。
――篠原さんからはどういうイジられ方をするんですか?
その都度ですけど、僕が映画「SING/シング」(2017年)の吹き替えで歌を歌っているのを知っていてくださって、撮影現場でも急に「斎藤さん歌ってー!」って言われたりとか、議会のシーンで、「何かやってよ!」って言われて、一発ギャグをやったら、それを何回も振られたりとか、その時の篠原さんのブームがありますね。
涼子さんだけかと思ったら監督も「最後に何か面白いことやって」って言ってきて、「ベンチャー企業の社長のむちゃぶりか!」って思いました。スベっても笑ってくれるので楽しくて、皆さんとにかく優しいです。
――撮影現場を見ていても他の現場に比べて明るい現場だと感じます。
本当ですか! へぇ~、それはありがたいですね。みんないい人で…。僕を筆頭に!(笑)
――では、ドラマの現場にはもう慣れましたか?
慣れましたね! 今日は石田ゆり子さんとがっつり共演する初めてのシーンで、緊張したんですけど、ゆり子さんがすごいかわいかったです…。
ちょっとだけ2人きりで話したんですけど、ゆり子さんが窓際で、太陽に照らされてて、その笑顔がやばかったです! ちょっとだけ好きになっちゃいました…(笑)。
篠原さん、あっちゃん(前田敦子)とはもう友達になっちゃったし、今回恋愛は諦めてたんですけど、ゆり子さんがまだあるなって思っちゃって。
ここにきてギアが入っちゃいましたね。もう1回ゆり子さんに会ったら告白しようと思います。「好きです」と伝えて、意識はさせたいというか。
――前田さんも独身ですが、恋人にしたいのは石田さん?
あっちゃんは一番現場で話していて、もう友達なんですよね。緊張しないし(笑)。
――前田さんとはどんな話をされるんですか?
僕の恋愛の話をメインに、性癖の話とか、そんな話をしているときに(高橋)一生さんが入ってくるっていう(笑)。
一生さんも僕の性癖の話に興味があるみたいで、ちょっとアブノーマルな(笑)。僕がそういうことを隠さずに言っちゃうから、みんな僕が今どんな状況か知っちゃってるんですよね(笑)。
【斎藤司インタビュー後編「俳優とお笑いの共通点とは」に続く】
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