11月2日(木)にテレビ朝日系で放送される「ドクターX~外科医・大門未知子~」第4話に、仲里依紗がゲスト出演することが分かった。
第5シリーズに突入した本作は、蛭間(西田敏行)が院長に返り咲いた東帝大学病院を舞台に、何よりも目の前の命を最優先するフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が新たな戦いを繰り広げる姿を描く。
第4話では、「黒革の手帖」(2017年、テレビ朝日系)や、「東京ドラマアウォード2017」で助演女優賞も受賞した「あなたのことはそれほど」(2017年、TBS系)などで圧倒的な演技力を見せた仲が登場する。仲が演じる役どころは、なんと医療界のトップに君臨する日本医師クラブ会長・内神田景信(草刈正雄)の娘だと名乗り出る内神田四織。「黒革の手帖」で、地味な派遣行員からホステスに転身し、卑しいにもほどがある女へと豹変した波子を演じた仲だが、今回は一転してお嬢様という設定だ。仲自身も「『どうしよう!?』って。最初はあたふたしました」と正直な心境を語る。
しかも、今回は重篤な肝臓がんを患い、手術を受けるという役どころで、「手術される患者の役も初めて。プライベートでも手術を受けたことがなかったので、撮影中は何もかもが新鮮でした!」と、新たな挑戦となったよう。
ちなみに、四織は「東帝大学病院」の外科医・森本光(田中圭)の婚約者として登場するのだが、病気の発覚を経て、“これまでの人生が大きくひっくり返る局面”に直面することに。果たして、第4話に起こることとは⁉
「黒革の手帖」に出演していた仲は、米倉涼子が主演を務めた2004年版の「黒革の手帖」も観ていたそうで、米倉さん=“すごくキレイで凛とした、カッコいい八頭身の女性”というイメージがあったんです」と明かす仲。そして、米倉との初対面を果たすと、「キレイすぎてビックリしました! 『脚長い!』って、もう目が釘付けになりました(笑)」と、大喜び。
米倉も、「里依紗ちゃん、かわいい!」と笑顔を見せ、 「里依紗ちゃんが出演した『黒革―』も拝見していたので、共演をすごく楽しみしていたんです!」と声を弾ませる。だが、「でも、今回は一緒のシーンが少なくて…。もっともっと一緒にお芝居をしたかったです」と、願望を明かした。
芝居をするたびに“失敗しない七変化ぶり”で高い評価を受けている仲だが、「お芝居でも毎回『大丈夫だったかな?』って、みんなの顔色をうかがっちゃう(苦笑)」のだそう。そんな仲は、「『失敗しないので』って、なかなか言えない言葉じゃないですか。そう言い切れる強さを持つ大門先生に、すごく憧れます」と羨望の眼差しを向ける。
そんな仲の周りには、「ドクターX―」のファンがたくさんいるようで、「うちの旦那さんを含め、私の周りにも『ドクターX』ファンがたくさんいるんですよ。中には1話につき最低10回は見ているという人もいるので、自慢したいです!」とにっこり。そして、「私の出演回がどんな評価を受けるか不安ではあります」と前置きしつつも、「役を通して『命を大事にしよう。ちゃんと人生を生きよう』と考えさせられました。とても素晴らしい台本に恵まれたと思いますので、ぜひご覧ください」と、アピールした。
「東帝大学病院」の外科医・森本光(田中圭)は婚活パーティーに参加。そこで出会った女性と婚約する仲にまで発展する。その女性が後日、勤務中の森本を訪ね、大人気の結婚式場を予約できたと報告。ところが幸せ気分も束の間、森本の前で突然倒れてしまう! その場に居合わせたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、すぐ処置に当たるが、女性は重篤な肝臓がんを患っていると判明。「東帝大学病院」で手術することになったものの、自己再生できるギリギリの量の肝臓しか残せない状態で…!
まもなく術前カンファレンスが行われるが、女性の名前を見た外科副部長・海老名敬(遠藤憲一)は思わず固まる。女性の名は内神田四織(仲里依紗)――あの「東帝大学病院」の院長・蛭間重勝(西田敏行)でさえも頭の上がらない日本医師倶楽部会長・内神田景信(草刈正雄)と同じ、めずらしい姓だったのだ! もしや…と思った海老名はおずおずと四織に確認。すると、四織は内神田の前妻の娘であることを告白する。
報告を受けた蛭間は、当然のごとく大慌て。自らの保身も含めて万全を期し、海老名と猪又孝(陣内孝則)、鳥井高(段田安則)の外科副部長3人によるオペを指示する。だが、四織は「森本先生以外の手術は絶対に受けない」と断言。四織の命を救いたいものの、自分の腕に自信がない森本は、未知子を助手に指名する。ところが、未知子は何度頼まれても「いたしません」の一点張り。しかも、やがて行われた手術の最中に、誰もが目と耳を疑う事態が発生し…!?
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