10/1からスタートしたニュース情報番組「サンデーLIVE!!」(毎週日曜朝5:50ほかテレビ朝日系)でメーンキャスターを務める東山紀之。ドラマでキャスター役は経験済みだが、初のキャスターという大役で160分の生放送に挑んでいる。そんな東山に心境を告白してもらった。
「実はジョークで『いつかキャスターを』と言っていたのですが、まさか実現するとはね(笑)。キャスターはいろんな角度から批判を受ける立場だそうですが、精神的にも肉体的にも批判に耐え得ることのできる最後の年齢ではないかと思ったので、この世界に飛び込みました。この仕事を受けるとき、事務所から『本当に大丈夫か?』と念押しされたのですが、念押しされればされるほど、火が付いてきて。体力的にも元気な証拠だなと思いました」
俳優として必要性を感じ、20代から新聞をしっかりチェックしていたという東山。
「特別、趣味のない人間なのですが、昔から局や新聞によっての視点の違いを見るのが好きだったんですよね。それから、新聞は20代のころから毎朝ストレッチをしながら読むのが日課。そんなことを三十数年やってきたところにオファーがきました。誰かがどこかでその姿をそっと見てたのかな?(笑)」
番組では、「東山勉強会」と題して、ニュースの現場へ取材に向かうことも。初回10月1日の放送では、北海道の自衛隊駐屯地でPAC3の展開訓練を取材する模様が放送された。
「東日本大震災のときも現場の空気を感じることは大事だと思ったので、今後も時間が許す限りやっていきたい。そして2人の娘がいる父親の目線から伝えていきたい。番組には各分野の専門家の方がいらっしゃいますが、有識者の方々の意見を聞ける機会はなかなかありません。普段テレビを見ていると、どの人の意見が正しいのか分からないところがあるので、聞いて感じたことを伝えていきたいと思っています」
また、番組には東山より1歳年上の古田敦也もレギュラー出演している。
「同年代の古田さんの触覚がどんなものに反応するのかも楽しみです。歩いてきた道が違うので、意見のぶつかり合いがあったとしても面白いと思いますし。それから野球を観戦していて俺ならこう打つと思うこともあるので、古田さんに『なぜ、ああ打ったのか?』なんて細かいことも聞いてみたいです(笑)」
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