――お2人は、『黒の女教師』『35歳の高校生』に続いて、『氷菓』で3度目の共演ですが、印象は変わりましたか?
山崎「でも、しっかり共演するのは初めてなんですよね」
広瀬「これまで芝居で絡むことはなかったから」
山崎「互いに教室にいるのはわかっていたんだけどね」
広瀬「そうそう(笑)。教室にはいるんだけど、どちらの作品も席も遠くて」
印象は何も残っていないんですか?
山崎「ドラマだから3カ月は同じ教室にいたので」
広瀬「しゃべってはいました」
山崎「全然、深いことは話していないですけど」
今回はかなり話す時間があったんじゃないですか?
広瀬「それが……、ずっと天音君とイチャイチャしていて。二人でお昼ご飯を取りに行くし、二人でトイレにも行くし。スティックのリップを二人で使おうとするし。もう、何なのって感じで(笑)」
山崎「ホントに仲はいいから。今回は親友役で来てもらって良かった」
広瀬「私も天音君は4回目の共演で、藤子ちゃんも2回目。おかげで色々助けてもらいました」
――そんな4人が主要人物、折木奉太郎(山崎賢人)、千反田える(広瀬アリス)、伊原摩耶花(小島藤子)、福部里志(岡山天音)として活躍する学園ミステリー『氷菓』ですが、オファーが来た時は何を考えましたか?
山崎「アニメを観るか、観ないかを凄く悩みましたね。原作小説は読みましたけど、アニメは少しだけ観て、“ヤバい、(アニメのイメージに)引っ張られる”と思って観るのをやめました」
広瀬「私も今回は小説の映画化だったので、アニメは観ないで原作の世界観をしっかり出したいなと思っていました」
――原作が大人気ということでプレッシャーは感じませんでしたか?
山崎「プレッシャー……、うーん(と広瀬さんを見る)」
広瀬「どうして私を見るの?(笑)」
山崎「プレッシャーはあったのかなと思って」
広瀬「小説やアニメのファンから色んな意見があるんだろうなというのは、もちろん思っていました。それに20歳を越えてからの制服というのがちょっと(笑)、と思うところもありましたね」
山崎「そうかあ」
広瀬「賢人くんは着慣れてるもんね、制服。私は久々の制服姿だったから、最初は違和感があったなあ」
――広瀬さんは目で訴える芝居が多かったと思いますが。
広瀬「多かったですね」
山崎「目、大きいもんね(笑)」
広瀬「そう?」
――あの目で迫られたら、奉太郎も推理するしかないですよね?
山崎「断れないですよ」
広瀬「ちょっと暑くなってきた。恥ずかしい(笑)」
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