でんでんが若い女に溺れていく!?「同じような人生送りたい」

2017/11/06 12:33 配信

ドラマ

「池波正太郎時代劇 光と影」第3話で、主人公の万右衛門を演じるでんでん(C)BSジャパン

BSジャパンの火曜ドラマ「池波正太郎時代劇 光と影」(毎月第1・第2火曜夜8:00-8:54)。時代小説の巨匠・池波正太郎の短編12編を一話完結でドラマ化した本作は、「人間とは善も悪も同居する矛盾が素晴らしい」というテーマで、人間の本性を描いている。

11月7日(火)放送の第3話『あほうがらす』では、名バイプレーヤーとして知られるでんでんが主演する。そんな本エピソードとでんでんのコメントを紹介する。

第3話あらすじ


袋物問屋の主人・和泉屋万右衛門(でんでん)は、家族には内緒で、年の離れた愛人(桶井明日香)と過ごす時間を生きがいにしていた。そんな中、万右衛門は、夫と死別した女性と男性客との仲を取り持つ裏稼業「あほうがらす」として働く弟の宗六(菅原大吉)と偶然再会する。重い病にかかり、余命わずかな万右衛門は、宗六に最期の頼みごとをする。

主演・でんでんコメント


この「あほうがらす」の話が届いた時は、ちょうど時代劇、特に町人の人情話をやりたいと思っていた時でしたので、グッドタイミングでした。

和泉屋万右衛門は、生真面目で、不器用で、正直な男。年取って若い女と巡り合い、その女性のかわいらしさ・優しさに触れて、そのまま体を壊していくという…溺れてしまったんでしょう、ひょうひょうとしている役柄ですが、男のいじらしさ、いやらしさを表している役です。こっけいに見えればなぁと、真面目に取り組みました。

私も晩年、万右衛門と同じような人生を送りたいと思っております。これも男の一つの望みというか、生きがいじゃないでしょうか。この人物が幸せな人生を送ったと、思っていただければうれしいです。

撮影最終日の炎天下の中、スタッフ・キャストみんなで食べたスイカがうまかった!