'17年夏クールにかけて放送されたドラマを対象に開催した「週刊ザテレビジョン 第94回ドラマアカデミー賞」の受賞作が決定。
最優秀主演女優賞には、朝ドラ「ひよっこ」でヒロインを演じた有村架純に輝いた。奥茨城の平凡な少女が、父の失踪を機に集団就職で上京し、ひたむきに生きる姿を好演した。役作りのため、体重を5キロ増やしたことや、カメラ目線で「大好き」とつぶやいたシーンなども大きな話題になった。
ことしの「第68回NHK紅白歌合戦」にも、2年目2回目となる紅組司会に選ばれ、今後さらなる活躍が期待される有村。そんな有村に喜びのコメントをもらった。
'17年夏クールにかけて放送されたドラマを対象に開催した「週刊ザテレビジョン 第94回ドラマアカデミー賞」の全9部門の受賞作が決定した。
――ドラマアカデミー賞で、最優秀主演女優賞に選出されました。受賞のお気持ちをお聞かせください
作品や、私が演じたみね子という女の子が皆さんの中にずっと残り続けてくださっていることがすごくうれしいですし、この役に出合えてよかったなと思います。演じる上でいろいろな葛藤がありましたけど、「ひよっこ」しか演じていなかった24歳は自分の中で一生忘れられない大事な期間。いくつになっても思い出せる1年になりました。
――10代後半から20代前半まで演じていく中で、みね子の変化をどう感じていましたか?
朝ドラとしては珍しく、物語が短期間で描かれました。18~20代前半は、人間としても女性としてもすごく変わる年代。みね子から出てくる言葉や感情が少しずつ大人になってきているなと、台本を読むたびに感じていました。
――みね子を演じる時に心掛けていたことは?
みね子は、自分がガツガツ引っ張っていくタイプではない女の子。周りのみんながいてくれてのみね子という立ち位置をしっかりと理解しながら、受け身の芝居を大事に演じました。私はもちろん、共演者やスタッフの皆さん全員が岡田(惠和)さんの脚本を100%信じていました。一話一話、妥協しない岡田さんの思いに応えたいとやってきた、その一つ一つの積み重ねが最終回につながったような気がします。
――「裏天広場」でのシーンは、みなさん楽しそうでしたね
「ひよっこ」に関しては、たぶん何をやってもいいんだろうなと思っていました(笑)。それは、岡田さんの脚本や現場のみなさんが作ってくださった空気のおかげ。本当に、自由に演じさせていただきました。
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