11月20日(月)よりWOWOWプライムにて「WOWOW×Hulu共同製作ドラマ『コートダジュールN°10』」の放送が始まる。
本作は、小林聡美と大島優子が1話ごとに異なるキャラクターを演じ、毎回異なるゲストと共に物語を織り成す30分×9話のオリジナルストーリー。
WOWOW版は全5話で、11月20日(月)より放送スタート(※第1話無料放送)、Hulu版は全4話で11月28日(火)より配信をスタートする。
すでに撮影を終えた小林と大島にインタビューを行い、互いの印象や役への思いなど語ってもらった。
――本作では毎回違う役を違う話で演じられていますが、脚本を読まれた感想をお聞かせください。
小林:俳優の魅力の一つが、毎回違う役柄になれることだと思っているんですけど、ほぼ2日間ごと(1話を2日で撮影)で違う役になれるのは大変そうだけど楽しそうだなという気持ちの方が大きかったですね。
大島:私は飽きっぽいところがあって(笑)。だけど、この作品は毎回話が違って、毎回違う9つのキャラクターを演じるので、それはすごく性格に合っているなと思いました。楽しかったですね。
――9つ役を演じていて、他の役が自分の中で混ざったりすることはなかったんですか?
小林:混ざるということはなかったですね。
大島:なかったですね。
小林:物語自体がそれぞれ独特の雰囲気が満載なので、同じような話だったら、ちょっとややこしかったりするかもしれないんですけど、全く話が違うので、せりふを覚えてさえいけばすっとその世界に入れるという感じでした。
大島:そうですね。
――話が全く違うものだからこそ、役の切り替えは特に意識されず…?
小林:そうですね。
大島:特に切り替えは意識しませんでした。「ちゃんと一つの役のこのせりふを覚える!」ってなったら覚えて、次にいっていました。ただせりふの量が多くて覚えるということの方が苦戦していましたね。
――やはり今回せりふはかなり大変でしたか?
小林:それぞれの脚本の個性が出ていたりするんですけど、覚えやすい話はすんなり覚えられたし、本当に覚えられない話は本当に覚えられなくて…(笑)。
大島:それがどうしてなのかはっきりとは分からないですけど。でも「せりふ全部覚えられましたか? 私まだで…」て(小林さんに)言ったら、「そうなのよ」ということがありましたね。
小林:全然覚えられない(笑)。
大島:ありましたね。
――そういうときはどうやって乗り越えるんですか?
小林:何回も何回も練習しましたよ。
大島:覚えるしかない。
小林:練習あるのみです。
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