深田恭子と松山ケンイチが妊活に励む夫婦を演じる、2018年1月期の木曜劇場「隣の家族は青く見える」(毎週木曜夜10:00-10:54フジ系)の追加キャストが判明。主人公たちが住むことになる“コーポラティブハウス”の隣近所の夫婦役に平山浩行と高橋メアリージュンの2人が、そして伊藤かずえ、高畑淳子らの共演も決定した。
本作は脚本家・中谷まゆみ氏によるオリジナルストーリー。コーポラティブハウスに住む家族たちの葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマで、深田は、家の購入を機に“妊活”を始める女性・五十嵐奈々を、松山はその夫・大器(だいき)を演じる。
“コーポラティブハウス”とは、さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅で、一戸建てより安く、マンションよりデザインにこだわりを追求できるという理由で近年、注目を集めている。
しかし住人同士はいやが応でも密接な関係を築くことになり、各家族の秘密が徐々に暴かれていく。
今回出演が発表された平山は、ちょっとチャラいところもあるが仕事のできるスタイリスト・川村亮司を演じる。亮司は、子どもが欲しくない彼女と婚約した離婚経験者の男性だ。
そして高橋が演じる亮司の婚約者・杉崎ちひろは、一生子どもを持つ気がないネイリスト。ちひろは離婚歴のある亮司とは子どもを持たない約束をしており、コーポラティブハウスを2人だけの住居として購入した。
2人は、結婚式も間近に控え、ドレス選びなど式の準備に追われる日々を過ごしていたが、亮司に元妻の実家から連絡が入る。
スタイリスト・亮司役の平山は「舞台となるコーポラティブハウスという設定も興味深いですし、近しい中での人間関係も楽しみです。家族の形というのはそれぞれありますが、視聴者の方々に楽しんで見ていただけるように一つの家族を表現できたらと思います」と意気込みを語る。
また、ちひろ役の高橋は「私が演じる杉崎ちひろがなぜ子供が欲しくないとそこまで強く思ってるのかに興味を持ってもらえたら。何が正解とかはないと思うので、役の心に寄り添って彼女なりの答えと幸せを見つけれたらなと思います」とコメント。
一方、高畑が演じるのは、大器の母・五十嵐聡子。夫・健作と一緒に焼き鳥店を営むちゃきちゃきした性格の女性で、息子夫婦に子どもが生まれてほしいと願っている。妊活に立ち向かう息子夫婦を前に、孫を心待ちにする母親を高畑が体現する。
高畑は「人と関わりたくない現代人が、時代と逆行するかの様に、人と関わらずにはいられない、現代版・長屋?の様なコーポラティブハウスで暮らす様が面白いです。6組に1組が不妊治療をしているという台本のせりふにびっくり!! 現代人は変化しているのか、それとも、人間の根幹はやはり、焼き鳥屋のお母さんの様にシンプルなところにあるのか。楽しみです」と、期待を込めた。
さらに伊藤が演じるのは奈々・大器夫婦が診察を受けることになるクリニックの敏腕医師・片岡だ。あけすけな物言いで奈々・大器夫婦の診察や指導をしていく。妊活に挑む主人公夫婦の担当医として、どのような演技を見せるのか?
伊藤は「婦人科医役を演じるのは初めてです。なかなか予約が取れない評判のよい婦人科医という役柄なので、親身であたたかく、患者に寄り添う優しさが出せればと思っています。深田恭子ちゃん、松山ケンイチくんとは共演したこともありますが、今回の共演も楽しみにしています」と思いをはせた。
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