櫻井翔主演のドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)にて、蒼井優演じる教師・真柴ちひろのクラス“2年3組”の生徒・三田ほのか役で出演中の山田佳奈実。11月25日放送の第7話では、一回り年上の男性と交際しているほのかの進学問題が取り上げられ、注目を集めた。そんな山田に、ドラマ撮影のエピソードからプライベートまでを語ってもらった。
――撮影を振り返って、生徒役の皆さんとの関係はいかがでしたか?
クラスのみんなは男女問わず仲が良くて、本当の学校に通っているような楽しい現場でした。一番多く関わったのは、増渕来夢ちゃん。彼女とはオーディションのときから一緒だったので、現場が終わってからご飯を食べに行ったりしていました。
――撮影で大変だったことは?
一番大変だったのは暑さです(笑)。体育館もむしむししているし、夏になるにつれて着こんでいくので、暑さとの戦いでした。あと、せりふを言うことが初めてだったので、常にいろんなことを考えて悩んでいました。
実は、一番最初の撮影で一言のせりふがあったんですけど、それがうまくいかなくて違う子に変えられてしまったんです。それがすごく悔しくて、「もう自分のセリフを人に渡さない!」と思えたんです。そんなことがよくあったので、私だけでなく、みんな自分のせりふとか動きとか自分の考えをまとめてから現場に来るんです。 みんな気合がすごかったです。
――蒼井優さんがよく生徒たちのお話をされていますが、蒼井さんとの思い出は?
第1話で、消火器をまくシーンがあったのですが、今までテレビで見ていた人たちに向けて消火器をまくなんて…と、すごく緊張していたんです。そのとき、蒼井優さんが「大丈夫だよ、ほのかちゃん」と声を掛けてくださって、ほっとしたのと同時に、役名を覚えてくださっていたことがすごくうれしかったことを覚えています。
――第7話では、メインの生徒役として活躍されていましたね。
台本をもらって初めてメインの生徒になることを知って、本当にうれしかったです。ただ、自分にはほのかのような経験はないのでどう演じようかと悩みました。台本をたくさん読みましたが、結局、母親役、恋人役の方と話してみないと分からないと思って。現場でたくさん話し合って、役づくりをしていました。
――実際に高校生ということで、ドラマの反響を身近に感じることもあったのではないですか?
ありました! 学校の先生方も、私の活動をすごく応援してくださっていて、「あのシーン良かったよ!」と声を掛けてくださるんです。あとは、第1話の放送後、学校で先生が奨学金の話をしてくれました。私自身もドラマを見終わった後にいろんなことを考えますし、お母さんともいろんな話をします。家族とのコミュニケーションにもつながると思います。
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