バカリズム、「基本、僕は何も変わっていません。壮大な“ボケ”です!(笑)」

2017/12/02 09:33 配信

芸能一般 インタビュー

バカリズムのコントライブ「ぎ」を収録したDVDが発売中!


8月にメジャーデビューし、ミュージシャンとしても活躍中のバカリズムの年1回のライブを収録したDVD「ぎ」が発売中だ。

本作は 5月11日〜14日に東京・草月ホールで行われたオリジナルコントライブを収録。「基本はふざけているだけ」と明かすバカリズムに、本作の見どころや仕事に対するスタンスなどを聞いた。

メジャーデビューは壮大な“ボケ”!?


――今回のライブは歌のネタが少なめでしたね。

もう、メジャーデビューしちゃったんで(笑)。プロの演奏で、大きい会場で歌うようになりましたから。今後はネタに困ったら、ライブのバランスを考えて入れるかもしれませんね。

――昨年インタビューさせていただいた時、「歌はガチでは歌わない。ネタとしてやっている」とおっしゃっていましたが、そこはメジャーデビューしても変わらないですか?

結局、ネタの延長というか…実際のプロのミュージシャンが作っているようなメッセージ性とかはなくて、いつも感覚でやっているので歌詞はふざけています(笑)。それを発表する場所と見てもらう方が変わり、作曲の方とか周りのスタッフが豪華になっただけで、僕自身は何も変わっていません。メジャーデビューは、壮大な“ボケ”ですね。

【写真を見る】ミュージシャンとしても活躍するバカリズム。多忙を極める彼の原動力とは?


「ぎ」じゃなくてもよかったんです!


――今回のタイトルを「ぎ」にした理由は何ですか?

もう、何もなくて…。今回は、公演の1カ月くらい前まで決まらなかったんです。「ぎ」がいいというよりも、考えた揚げ句、何もなくて「ぎ」になったみたいな。気に入っているかといわれると、そうでもないんですよね(苦笑)。

――お忙しい中でのネタ作りだった思いますが、だいたいどれくらいの時間が掛かりましたか?

毎回、だいたい2~3週間です。最低でも10日前に仕上げて、そこからは覚える作業に入ります。10日はないときついですね。

今回はちょうどドラマ「架空OL日記」(読売テレビ)が終わった後で、みんなが「お疲れ様でした!」っていっているところ、「これからライブだ」と思ってネタを作り始めました。確か、出演されていた女優さんたちにぼやいていたような気がします(苦笑)。

――9本のネタを収録されていますが、作るのに一番大変だったネタはどれですか?

最後の「疑、義、儀」ですね。結婚を題材にしたネタなんですけど、1回作って短く縮めるのが大変でした。本当にちゃんとやると30分くらいの尺なので、それをライブで見て飽きない程度の尺にするのが難しかったです。書こうと思えば、いくらでも書けるネタだったので。1つの話の中で、男性と女性それぞれの違った目線で描くネタはやりたいなと思っていたんです。

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