知英「メークは同じまま、別人役のリハ」“1人7役”に四苦八苦

2017/12/05 20:55 配信

ドラマ

「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」に出演中の西銘駿、知英、竹中直人(写真左から)

知英 囲み取材コメント


――1人7役の挑戦ですが、一番難しかった役やはまった役は?

子どものいる役が2役あり、うち1役はシングルマザーです。きちんと“お母さん”という役をできるのか不安がありました。でも実際やってみて、子どもが好きなので楽しいですね。

どの役が難しいというよりも、それぞれの役でどのように差を出すかが私の中では大きな課題です。

――方言のある役もあるようですが、いかがですか?

方言指導の方に指導してもらったり、耳で覚えたり。秋田弁は「あや、どうすべ」とか「おばんです」とか話しています。すごく難しいけど、標準語よりリズムやイントネーションが激しくて楽しいですね。

――義理の弟・薫役の西銘駿さんと共演された感想は?

弟ができたようで、すごくうれしいです。私はグループに所属していたときは末っ子だったし、家族の中でも末っ子。どこにいても一番年下で、私より年下の人にはどうすればいいか分からなかったんです。

でも、西銘さんはすごく優しくて明るいし、すごく元気をもらっています。撮影の合間には「KARAの曲聴いたよ」と言ってくれました。

――もし、自分が違う人に成り済ませるなら、どんな人になりたいですか?

動物園で働きたいです。動物がすごく好きで、小さい頃も働きたいと思っていたし、今はパンダがすごく好きなので。この間パンダが上野動物園で生まれたので、パンダをケアする職員もいいですね。

――ことしを振り返ってどんな1年でしたか?

前半は、竹中直人さんと共演した映画があり、コンサートやアルバムも出すことができました。夏はあまり作品には出ませんでしたが、自分を磨く時間として使ったからこそ、今の忙しい時期を乗り越えることができていると思います。

今は1人7役ということで、まだ自分でも「ちゃんとできているかな?」と不安になることもありますが、ことしの終わりは“何人かの自分”と共に、体に気を付けて年明けに臨みたいです。