松重豊、自身2度目のスパイ役に「うそくさくなく、楽しく」

2017/12/07 08:00 配信

ドラマ

主人公・須波太平(松重)は街の電器店の店主だが実は(C)テレビ朝日

松重豊主演の新ドラマ「内閣特命調査官・ハト」が、12月10日(日)朝10時からテレビ朝日系「日曜ワイド」枠で放送されることが分かった。

“大人がゆったりと楽しめる上質なエンターテインメント作品”をコンセプトに、2017年4月からスタートした「日曜ワイド」。その新企画「内閣特命調査官・ハト」は、松重豊が国家の特命スパイに扮(ふん)して秘密の任務を遂行するストーリー。

松重が演じるのは、下町の小さな電器店の店主・須波太平。妻・律子(浅田美代子)に怒られてばかりのお人よしな男だが、正体は内閣情報調査室、通称“内調”の“特命調査官”。身内にも素性を隠しながら、スパイとして情報収集に当たるという役どころだ。

松重は穏やかな電器店主の表情から一変、眼光鋭く調査対象に近づくスパイを熱演。同時に、妻には自らの素性を隠さなければならない内なる苦悩も表現する。

松重豊 コメント


――“スパイ”役を演じた感想は?

スパイといえば、「007」シリーズや「スパイ大作戦」などのカッコいい映画を連想しますが、日本に置き換えただけでクスリと笑える設定になるのはなぜでしょう。以前、映画でラーメン店主のスパイを演じて以来の2度目のスパイ役です。

――電器店のシーンとスパイとしてのシーンで、演じ分けにこだわったところは?

街の電器屋さんとしての日常はリアルにほのぼのと。そこからのスパイ活動のギャップはメリハリをつけて。あり得ない話なのでうそくさくなく、楽しくやりました。

――視聴者の皆さまにメッセージを!

日本にいるスパイの話です。普段は街の電器屋さんです。それだけで見たくなりませんか?