松重豊、自身2度目のスパイ役に「うそくさくなく、楽しく」
あらすじ
下町の小さな電器店の店主である須波太平(松重豊)はお人よし過ぎて、妻・律子(浅田美代子)に怒られてばかり。しかし、実は太平にはウラの顔があった。
太平の正体は、内閣情報調査室、通称“内調”の“特命調査官”。“日本版CIA”とも呼ばれ、身内にも素性を隠して市中に潜伏し、広く情報収集に当たるのが主な任務だ。
太平の経歴や本名を知るのは、内調の室長・鷲尾昇(榎木孝明)くらいで、その存在を示すのは唯一、コードネームのみ。太平に付けられたコードネームは、“ハト”だった。
“ハト”こと太平は、新たな情報をつかんだ。“福祉タウン計画推進委員会”の長を務める国会議員・立花正二郎(大河内浩)から収賄の罪をなすり付けられ、姿を消していた運転手・島村雅彦(佐藤祐一)が現れた、というものだ。
太平は鮮やかに島村の身柄を保護し、内調の調査官・朝宮圭(前田亜季)に引き渡した。
続いて太平が鷲尾から命じられたのは、失脚した立花の代わりに福祉タウン計画推進委員会のトップを務めることになった利倉富貴子議員(とよた真帆)の“身体検査”。つまりは、身辺調査だった。富貴子は福祉に熱心なクリーンな政治家として知られ、福祉タウン計画は彼女の悲願でもあった。
そんな彼女が突然、福祉タウン計画の見直しを発表し、世間は大騒ぎ。しかもその矢先、富貴子の後援会の一員である介護施設経営者・西浦幸作(井田國彦)が謎の転落死を遂げる。
西浦の娘・美里(青野楓)によると、富貴子が見直しを発表する前日、西浦が1枚のメモリーカードを手に、「政治生命に関わる秘密がここに入っている」と彼女を脅していたという。だが、そのメモリーカードはどこにもない。
太平の素性に疑惑の目を向ける週刊誌の記者・忍成京子(矢田亜希子)や、西浦の死に疑問を抱く刑事・倉沢正義(松村雄基)らが入り乱れる中、太平と圭はひそかに調査を続行。すると、富貴子の意外な過去が浮かび上がる。
12月10日(日)朝10:00-11:50
テレビ朝日系で放送
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