アンジュルム和田彩花、リーダーの重責から涙。新メンバーに思うこと【ハロプロ誕生20周年記念連載】

2017/12/08 13:00 配信

アイドル

【写真を見る】新曲『君だけじゃないさ…friends』の歌詞に共感して、涙を流したことを告白する和田彩花撮影=佐藤友昭


それでは、新曲に関して教えてください!


和田「私は3曲の中では『君だけじゃないさ…friends』が結構好きです。ちょっと重たい話になっちゃいますが、自分の中に2面性じゃないけど、自分がこうやって思っているんだけど、本当はこうしたいのに!とか葛藤って絶対あるじゃないですか。まさに、こういった葛藤とかを歌った曲。強いも弱いも誰もが持っていると思うし、私自身、周りの人から強い人の例えでよく出されるんですよ。ファンの人からもあやちょは本当に強いよねとか。メンバーからも精神力が強すぎるっていわれるけど、実際はそんなんじゃなくて、まさにこの歌詞の通りなんですよね」

なにか、悩んでいることでもあったんでしょうか?


和田「私、ハロー!プロジェクトのリーダーになっちゃったんですよ。そのときが本当にこの歌詞の通りで、え、どうしようって。こんな状態になったことがなかったから、本当に自分の中に2人の自分が出てくるんですよ。こういう風にしたらいいのか? こうした方がいいのかな?って。一言が言えないないんだよなって」

それは、まだ言えてない? メンバーには?


和田「言いました。でも一人にしか言えてないです。メンバーには言えなかったですね。小さい頃からお世話になっている会社の人なんですけど、それを言うにも勇気がいりました。でも、そこでストップをかけちゃったら、どんどん悩んじゃう。けど、ちょっと話すことで、すごいスッキリしたんですよ! あ、今は全然そんなことを思ってないから、こんな風に話せるんですけどね(笑)。この『君だけじゃないさ…friends』は、本当にこんなことがあるんだよって思いながら歌っているから、いろんな人が私と同じような体験をしたときに聞いてほしい。最後に室田瑞希ちゃんと上國料萌衣ちゃんの掛け合いのフェイクがあるんですよ、そこでそういう気持ちとかを唱歌してくれたらうれしいな」

最年長としての重責とかもあった?


和田「ありましたね。精神的にすごい強いのに、どうしてこんなに……って自分でも思うくらい弱くなっちゃった時期、心が折れそうなときがあって。でも、そのときにちょうど、『君だけじゃないさ…friends』が新曲としてあがってきて、歌詞を見てリアルに涙が出たんです」