虹のコンキスタドールの“もえちゃん”こと鶴見萌が、12月5日に21歳の誕生日を迎え、東京・新宿MARZで「鶴見萌生誕イベント『Moet Is Still Here』」を開催した。
“アイドル”をテーマにした今回の生誕祭は、AKB48の「言い訳Maybe」でスタート。大好きという“EGOIST”のジャケット写真に使われた衣装を着て、楽しそうなパフォーマンスを見せる。
そして、集まったファンに「皆さん、本日は『Moet Is Still Here』にお越しくださいまして、ありがとうございます! 私、21歳になりましたー!!」と挨拶。ファンからは「おめでとう!」の声が上がった。
続いて、鶴見は「去年は20歳の生誕祭ということで、シャンパンタワーで“大人だぜ!”みたいな感じにしたんですが、今年は“アイドル”というテーマにしてみました。生誕Tシャツにも、だぁやめ(Tシャツはメンバーの岡田彩夢がデザイン)が『まだまだイケるよねっ★』って書いてくれてるでしょ?」と、テーマについて説明。
AKB48という選曲については、「中学生の頃にPVを見て『可愛い!』ってなって、そこから『AKBINGO!』(毎週水曜夜0:59-1:29、日本テレビ系ほか)とかを見たり、『AKB1/48 アイドルと恋したら…』っていう恋愛ゲームを買ったりしてました」と解説した。
また、虹のコンキスタドール虹組「恋のプレリュード」、サジタリアス流星群(虹コン青組)「真夜中のテレフォン」という、同じ虹コン内でのカバーも。「いいものですね。青組や虹組の曲をいいなって思うと、自分たちの曲も最高なんだなって再確認できるっていうか。これからも、みんなで高め合っていきたい」と笑顔で語る。
中島美嘉「雪の華」のカバーでは、透き通った歌声でファンを魅了。その後、「ふたりのシュプール」、さらにゲーム「アイドリッシュセブン」の挿入歌「RESTART POiNTER」を楽しそうに歌い上げ、本編を終えた。
会場に、アンコールに代わって大きな“もえちゃん!”コールが巻き起こり、鶴見は再びステージに姿を見せる。生誕Tシャツに着替えた鶴見は、「初めて虹を見つけた日のことを今でも覚えてますか」を元気に歌唱した。
ここで、「“アイドル”をテーマにした、最後の理由をお話ししたいと思います」という前置きから、胸の内をファンに語り始める。「皆さんご存知かと思いますが、虹コンは結構不安定なグループでして。私は、『今まで、1度も辞めたいと思ったことがない』って言ってるメンバーだったんですけど、今回はさすがにちょっと悩みまして。大学3年生なんですよ。周りを見て悩んだんですけど…」と吐露。
一瞬、ファンを心配させるが「それは、ほんの気の迷いでした!“元々、アイドルが大好きで、アイドルになりたい”っていうタイプじゃなかったんですけど、pixiv発のアイドルということで虹コンに入って、夢でもある“アニメ親善大使”という方向にも少しずつ進んでいけたらいいな、と。そういう事を、改めて再認識しました。『私は、これからも虹コンをやっていきますよ!』っていう意味を込めて、“アイドル”っていうテーマ、そして『Moet Is Still Here』というタイトルにしました」と宣言。
ファンを安心させると、μ'sの「それは僕たちの奇跡」という鶴見らしい選曲で、この日最後のパフォーマンスを見せる。そして、メンバーの隈本茉莉奈がケーキを持って登場。
ファンとの記念撮影を終え、「アンコールで暗い話をしちゃったんですけど(笑)、最終的にはすごいポジティブシンキングなので、これからもよろしくお願いします! 私は元気です、頑張ります!!」とファンに誓って、生誕祭を締めくくった。
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