台本を読み「どこにでもある幸せな家族が、本当に一瞬の魔が差したせいで壊れていくのは怖いな」と思いました。でも、その“魔”も仕組まれてる可能性があるんですよね!? いやー、もっと怖いですね。この家族にはぜひ、最後は幸せになってほしいです。
仲さんとは今回が初共演。ポスター撮影で数時間ご一緒したときは、凛とした印象を受けました。純平は、現時点では本当に真面目で優しい人。さすがに魔が差すところには共感できませんが(笑)、家族が大好きなところは自分自身も同じ。
演じるに当たっては、悪気のない優しさの中に男気もにじませながら、男性からも会社の後輩からも好かれる雰囲気を出したいです。
世の悩める夫婦の皆さん、何に悩んでるかによっても変わってくるとは思うのですが、やっぱり夫婦の会話は大切だと思います。子どもがいたりすると夫婦の会話が減ってしまいがちですよね。でも、毎日の出来事をお互いに話せば、価値観などもより一層、理解し合えるのではないかなと思います。
原作にないオリジナル要素も加わり、膨らみのある作品になりそうです。昨今、何かと目にすることの多い“不倫”という二文字が、決して対岸の火事ではないということを楽しんでもらえればと思います。
僕が演じる井筒渡は、パワハラなのかモラハラなのか…いずれにせよ“理由”はあるはずです。まずは、そこの部分を丁寧に探っていきたいなと。
その結果、エッジが効いた感情表現をする役になったら面白いなと思っています。演じるに当たっては、相反するものが同居するキャラクターにしたいと考えています。
仲さんとは、学園ドラマで以前ご一緒しましたが、気さくで明るく、彼女がいるだけでパッと場が華やぐ印象を受けました。彼女をうまく苦しめられるように、頑張りたいと思います。
世の悩める夫婦の皆さん、この作品を見て一緒に泣いたり笑ったり、戒めたりしてくだされば幸いです。
愛する相手を信じるというのは、こんなにももろく、難しく、尊いことなのかと思いました。愛することは自然な行為で、信じることは自分の意志による行為なんだと、ハッとさせられました。誰かを愛する上での大切な気付きが、この作品にはちりばめられているように思います。
私が演じる里奈は、怖いくらい純真で真っ直ぐでいちず。自分の感覚に一切の疑いがない。杏寿と同じように、里奈もまた運命の人と出会い、とてつもなく愛してしまった。その心理はとても理解できます。すさまじいエネルギーを秘めながら、ひた向きな里奈を演じられたらと思います。
仲さんは、デビュー時の神秘的な印象が強く残っています。その後、「劇団☆新感線」で声を枯らしながらも全身全霊で演じる姿に心打たれ、「ホリデイラブ」のイメージ映像を見たときにはすごくきれいな方だなと思いました。時間とともに、それまでとは違う一面を見せてくださる方なので、共演が楽しみです。
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