――グループの外、例えば乃木坂46、欅坂46の存在はプレッシャーにならない?
山本:私たち5期生としては、デビューしたタイミングが近い欅坂46 さんを意識していします。歌番組で共演させていただくと、持っているオーラが違い過ぎるんですよ。
――ライバルとしての意識?
山本:そういう面もあります。目指しているものは違う気がしますけど、テレビで見ている人たちにとっては同じジャンルに属していると思いますから。欅坂46さんがテレビを通して伝えているものは大きいなって。私たちにとっていい刺激になっているのは確かです。
白間:やっぱりあーやんはしっかりしてる! 私も刺激は受けていますけど、どっちかっていうと「乃木坂46さん、とにかくかわいいなぁ~」という目で見てますから(笑)。
――各グループともカラーは違いますからね。そういう意味では、「ワロタピーポー」はNMB48の“らしさ”が伝わる曲かと。
白間:それは間違いないですね。NMB48らしいワチャワチャ感があります。歌詞をちゃんと読むと“やや重め?”という感じもしますけど、笑い飛ばしていこうぜ!っていうノリはあるかなぁと。
――2017年は笑い飛ばせそうですか?
白間:いえ、課題はあります。やっぱり「NHK紅白歌合戦」に出られないのは残念です。NMB48には“紅白に出られなかった気持ち”を歌った曲(「12月31日」)もありますし、今回のアリーナツアーでも、「出たい!」という思いを表に出していたので。
――来年、ステップアップするためには何が必要だと思いますか?
山本:以前できていたことをもう一度確認することが大事かなって思います。細かいことだとダンスの振りを合わせることだったり。できていることをさらにレベルアップしてお見せするのがプロだと思うんです。
白間:確かにそれもあるね。あとはやっぱり何事に対しても感謝の気持ちを忘れないという原点に戻ることも大事かなって。もちろん、その気持ちは常に持っていますけど、「ワロタピーポー」をリリースするまでに、1年ぐらい間が空いたんですよ。シングルをリリースすることだって、当たり前じゃないんだと実感しています。来年は笑い飛ばせるような1年にしたいです!
取材・文=大小田真
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