――今、お話を伺っていると和気あいあいとしていて楽しそうですが、映画はシリアスで今とはまったく空気感が違ったと思います。現場ではどういう雰囲気でしたか?
大森:深谷の空気で飲まれるといいますか、寒いですし、現場もいい意味で殺伐としていましたし。そういう空気の中にいると、僕らもそういう雰囲気になってきますね。普段はこの2人がくだらないことを言ってくれるから、待ち時間はそれを聞いて僕は笑っていました。
桐谷:南朋さんはツッコまれたい願望があるので、浩介さんが敬語でツッコむとうれしそうでしたね。あとは監督の「いいものを撮るぞ!」という強いまなざしがあったんで、そこはすごかったですね。全部の現場にいるし、一番大変じゃないですか。だから、1日2~3本は栄養ドリンクを飲んでやっていたみたいです。体に結構な負担が掛かっていたんじゃないですかね。
鈴木:あれはヤバかったね。
大森:糖分、撮り過ぎでした。監督は「撮ったけど、あまり覚えていない」っておっしゃっていましたし。
鈴木:あまり、寝ていないみたいでしたしね。
桐谷:でも、そんな中で目だけは光っていましたね。
大森:この前、久々に取材で監督にお会いしたら、健康な感じになっていました。シュッとして。
桐谷:後半、顔変わっていましたもんね。
鈴木:土色になっていましたもんね。でも、それって命懸けで撮っているということですね。
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