武術世界一に輝いた山本千尋、目指す女優像とは⁉「画面のどこにいても引き付ける存在になりたい」

2017/12/23 08:13 配信

ドラマ

本日最終回を迎える「ウルトラマンジード」でヒロイン・鳥羽ライハ役を務めるほか、「劇場版 ウルトラマンジードつなぐぜ! 願い!!」(18年3/10公開)にも同役で出演する山本千尋。実は彼女、世界ジュニア武術選手権大会「槍術」部門で08年、12年に金メダルを獲得、JOCジュニアオリンピックカップ「長拳」「剣術」「槍術」部門では10~12年にわたり3年連続で優勝を果たすなど、とてつもない経歴の持ち主なのだ。小柄な体に底知れぬパワーを秘めた山本千尋に、女優を目指したきっかけなど、インタビューを敢行した。

ジャッキー・チェン好きの母の影響で中国武術の世界に


山本千尋撮影=横山マサト


――3歳から中国武術をされていたそうですね。

母が香港映画のジャッキー・チェンやジェット・リーが大好きで、その影響で私も始めました。最初は遊び感覚だったんですけど、気付けば練習が楽しくなって大会などでメダルを取りたい! という気持ちに変わっていましたね。国際大会に初めて出たのは小学6年生のときです。最初は挑戦というか、自分を試してみようっていう感覚で出ていたんですけど、中学生からはこういう部分に注意して頑張ろう、こういう部分でアピールしようっていうのを意識しながら大会に臨んでいました。

――その国際大会での優勝メダルを含め、すごい数のメダルをお持ちだとか。

ちゃんと数えたことはないんですけど、金メダルだけじゃなく4位入賞のものなども含めると、けっこうあると思います。今までに頂戴したものは全て親が飾ってくれているので、今度実家に帰ったら何枚あるのか数えてみます(笑)。

――アクションスターに憧れを抱いたのはいつから?

小さい頃から母と一緒にジャッキー・チェンやジェット・リーの映画を見ていたので、こういう人たちってキラキラしていてカッコいいなという気持ちはその頃からありました。芸能界に入りたいと具体的に考えていたわけではなかったですが、とにかく武術が大好きだったので、武術で輝ける人になれるといいなって思っていましたね。

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