12月24日(日)に最終回を迎えるドラマ「陸王」(TBS系)で、山崎賢人、竹内涼真、寺尾聰らメインキャストがクランクアップ。1クールを走り切り、喜びの抱擁を交わした。
ドラマ「陸王」は、百年続く足袋業者「こはぜ屋」の四代目主人・宮沢紘一(役所広司)がすべてを賭けてランニングシューズ「陸王」開発に挑む企業再生ストーリー。こはぜ屋が窮地に追い込まれながらもしぶとく立ち上がり、シューズづくりの夢を実現させていく姿が感動を呼び、12月10日放送の8話では自身最高の17.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークするなど支持を集めている。
撮影が佳境を迎えたこの日、宮沢の長男・大地役の山崎と、ソール素材・シルクレイを開発した飯山役の寺尾聰が、「こはぜ屋」でのシーンを終えてクランクアップ。さらにこの日、ロケ先でクランクアップしていたランナーの茂木役・竹内涼真とそのライバル・毛塚役の佐野岳、大地の友人・広樹役の緒形敦が役衣装姿のまま「こはぜ屋」に集結し、山崎・寺尾ともにクランクアップセレモニーを行った。
「こはぜ屋」の社員たちが勢ぞろいしたシーンの撮影が終了すると「陸王」のテーマ曲が流れはじめ、大地役の山崎らの5人のクランクアップが告げられるとセット内は大きな拍手に包まれた。5人は、演出の福澤克雄氏、主演の宮沢役・役所と固い握手を交わした。
「陸王」というドラマは、大地の成長物語でもあった。就職活動がうまくいかず、自信を失いかけていた大地は、陸王開発を通して働くことの厳しさと喜びを知り、大きく成長していった。そんな大地を役柄と同じ23歳の実年齢で演じ切った山崎は、「本当にチーム陸王で幸せでした。また皆さんとご一緒できるように頑張りたいと思います。ありがとうございました!」と万感の思いを込めて挨拶し、頭を下げた。
また、「陸王」が俳優デビュー作となった緒形は、大地が本音を話せる同級生・広樹を好演。この日は、ロケ先で山崎との最後のシーンをこなした後でチームに合流し、「周りの皆さんのお陰で僕はここにいられるので、いつか、100%自分の実力で現場に帰ってこられるようお約束します。一つひとつ、一日一日頑張っていこうと思うので、よろしくお願いします。本当にありがとうございました」と、今後のさらなる活躍を誓った。
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