切なくも力強い広瀬の目。以前、次屋尚プロデューサーに「広瀬さんに期待することは?」と尋ねた時に「普通の19歳っていうのは、もう自分の生き方を見つけて社会にうまく適合していくんです。ハリカは、そこが欠落していて、動物的な部分がある。広瀬さんには、そんなハリカに10代のすべてを捧げてほしいと思います」と明かしたことを思い出す。
撮影が終わるとホッとしたのか、表情がゆるみ、ついさっきまでいたはずのハリカの気配は、もうどこにもない。切り替えの速さ、メリハリの付け方の器用さに、この日一番驚かされた。
今回、ポスターを制作を担当したデザイナーは、「このドラマのために、髪をバッサリ切って挑む広瀬すずさんの魅力を存分に知っていただけるよう、今回は4種類のポスターを制作しました」と異例の決断について理由を説明。
また「ドキュメンタリータッチで撮影した写真は、主人公・辻沢ハリカの印象的で、素敵な表情を切り取ることができました」と自信をのぞかせた。
広瀬も仕上がりについて「今まで自分がやらせてもらった作品ではあまりなかった雰囲気で、主人公・ハリカのいろいろな感情を受け取ってもらえるポスターだなと感じました」と満足げ。
続けて「キャッチコピーの『私を守ってくれたのは、ニセモノだけだった。』は4種類同じですが、写真によって言葉の意味の受け取り方が違うと思うので、楽しみです!」と見どころを語った。
このビジュアルは、番組公式ホームページや、2018年1月8日(月)朝から東京・新宿、渋谷など首都圏の主な駅や電車内で掲出・公開予定。
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