12月26日に放送された、葵わかな主演の連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合ほか)が、平均視聴率20.2%を獲得。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
総支配人・風太(濱田岳)が「北村笑店の目玉になり得る存在」と豪語する“安来節乙女組”の登場もあってか、これで13週連続で大台を突破した。
12月25日からの第13週では、大正10年秋になり、北村笑店は芸人200人以上、傘下の寄席15軒も抱える大きな会社になっていた。
北村笑店の将来を見すえ新しい演目を探す藤吉(松坂桃李)は、風太が見つけてきた安来節に関心を持ち、急いで島根へ向かう。てん(葵)は藤吉からお金を大至急持って来いと電話で言われ、慌てて安来に出向いたが、それは図らずも結婚して以来初めての夫婦2人水入らずの旅行となった。
安来では大々的な踊り子の選考会を開き、都(大後寿々花)をはじめ優秀な娘たち4人を選び、大阪へと連れ帰った。大阪で安来節を売り出すために娘たちの稽古が始まるが、息が合わずバラバラで、業を煮やした風太が監督役を買って出る…というストーリー。
この週のキーパーソンとなる、初登場の安来節乙女組。そのメンバーは?
●安達都…大後寿々花(おおご・すずか)
乙女組の中で最年長ということもあり、てんからリーダーに抜てきされる。父親の反対を押し切り、てんたちと共に大阪へ。稼いだお金を全部仕送りして、親を楽にさせるために牛を買いたいという、親思いな子。てんの手伝いも率先してこなし、藤吉&てんからの踊りの評価も現時点では一番高い。
●勝部なつ…畦田ひとみ(うねだ・ひとみ)
「一度踊れば、見ている人みんなをとりこにします」や、取り柄は「この目鼻立ちと長い手足」と豪語する、乙女組の“クールビューティ-”。見るからに勝ち気なまなざしが魅力で、プライドも高いからか都がリーダーになったのが気に食わない。また、出来の悪いとわに、かみつくなど、乙女組を今後もかき回しそうな予感。
●錦織あや…鈴木球予(すずき・たまよ)
大阪に行きたい理由は「とにかく通天閣が見たい!」という、乙女組の中で最も“ミーハー”ちゃん。よく笑い、愛嬌(あいきょう)もいい。乙女組の中では最も“現代っ子”感があると言ってもいいビジュアルの女の子。野望・野心があるという感じでもなく、すてきな人とレストランや活動写真館に行きたいと夢見る少女だ。
●小豆沢とわ…辻凪子(つじ・なぎこ)
歌も踊りもあまり自信がなく、自信があることは甘いものを「食べること」。見るからに癒やし系で、4人の中では最も愛されキャラ的な存在だ。大阪に来て、踊りの稽古を始めてから早速踊りの出来が悪いところが露呈してしまい、なつに怒られてしまう。だからこそ伸びシロは無限大かも?
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)