BEGIN新曲はラップや口説(くどぅち)が融合した疾走感のある曲に

2018/01/03 15:43 配信

音楽 速報

BEGINが新曲リリースを発表

BEGINは、1月13日(土)に、沖縄限定シングル「ソウセイ」をリリースすることを発表。12月31日に記者会見が宜野湾市で開かれ、BEGIN(比嘉栄昇、島袋優、上地等)、高宮城実人、RITTOが登壇した。

今回の新曲は、オリオンビールの創業者である具志堅宗精氏(ぐしけんそうせい)に思いを馳せ、オリオンビール創業から60年の歴史、そして世界へ挑戦していくこれからの未来を辿るかのように、ラップや口説(くどぅち)で言葉を紡ぎ、ブラス隊やエイサー太鼓を交え疾走感のある楽曲に仕上がっている。口説は沖縄古典芸能・沖縄芝居の至宝=高宮城実人が、ラップは沖縄が誇るラッパー=RITTOが参加。さらにオリオンビール60 周年を地元だけでなく、世界各地に渡ったウチナーンチュ(沖縄県民)と一緒にお祝いをしたいという思いから、ハワイ、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、オーストラリア、台湾など8カ国・60人のウチナーンチュも三線演奏で参加し、曲を完成させた。

BEGINの比嘉は、「“オジー自慢のオリオンビール”という楽曲を10年以上前に制作し、その曲がいまだに地元に愛され続けているので、これ以上何をやるのかというプレッシャーがあった。(オリオンビールが)60周年ということで機会を頂いたからには、自分たちでできる事を精一杯やろうと思った。60周年ということに対して、“おめでとう”なのか“ありがとう”なのかを考えたときに、創業者である(具志堅) 宗精さんが喜ぶ歌を作ったら、祝う側も祝われる側もうれしいんじゃないか」と歌作りのコンセプトを明かしてくれた。

今回の楽曲に参加した高宮城は、話を頂いたときに「本当かな」と疑心暗鬼だったらしく、その後とんとん拍子に進み、「楽曲に参加できたことに、光栄です」と喜びを明かしてくれた。RITTOは、「初めて話を頂いたときは驚きと僕らがやっているラップミュージックは、BEGINさんとの楽曲はかけ離れているかと思っていた。少しとまどいはあったが、思いきり気持ちをぶつけたので、参加できたことにうれしく思っている」と感激したようすで語ってくれた。

この後、同日に沖縄で行われたMONGOL800主催「MONGOL800 ga COUNTDOWN “Happy 20th ANNIVERSARY”」にBEGINが出演し、ファンの前で初披露。疾走感のあるリズムに乗せて、ラップや口説がうまく融合し、会場は大きな盛り上がりを見せていた。あわせて毎年BEGINが沖縄で開催している「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2018」が6月24日に開催される事も発表された。