現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
関東大震災が発生し世の中が混乱する中、伊能(高橋一生)が実の母親との確執を明かすなど、笑い上戸のヒロイン・てん(葵わかな)でもなかなか“笑えない”展開が続いている。
だが、1月12日(金)に放送された第84回では、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)のコンビが復活。再び漫才の練習に取り組む姿が描かれた。
大野と前野が共演するのは、本作が3回目。「なんか居心地が良くて、カメラが回ってない間もイチャイチャしてしまいます」と話す前野のインタビューを紹介する。
──本作への出演が決まった時、いかがでしたか?
すごく楽しみでした。NHK大阪放送局制作のドラマって、ある種自由に、相談し合いながら演じることができる印象があったんです。もちろん、ダメなものはダメではあるんですが(笑)。この前、大野拓朗さんは撮影の時に、アドリブで小道具のダルマを叩いていたら注意されていました(笑)。
──アサリを演じる上で、準備されたことはありますか?
「こういう演技にしよう」とあまり決めつけずにいたので、みんなと撮影をしてみてから、何となく「アサリってこんな感じなんだろうな」と分かってきました。キース(大野)とからむことが多いので、キースがどんな感じでくるか、だいたいリハーサルのときに打ち合わせをして、「ああするわ、こうするわ」と現場で決めています。
台本の中で「なんや」「なんや」と小競合いをするシーンが多いんですけど、それも相談しています。基本的に2人は顔が近いので、「顔の距離感どうする?」とか、「ちょっとずつ近くしていこう」とか(笑)。
──アサリとご自身は似ていますか?
アサリは“ケチ”だと言われていますが、お金の話は僕も好きなので、むちゃくちゃ気持ちが分かります(笑)。お金が嫌いな人なんて、いるんですかね?(笑)
アサリの発言は、結構的を射ているんですよ。「ぜぜこ(お金)がないと夢もへったくれもないわ」というせりふも、それはそうだよな、と。その考え方も正解だし、しっくりくるんです。すごくすてきな設定なので、今後も活かしていきたいですね。
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