テレビ朝日系で1月26日(金)にスタートする金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」の制作発表記者会見が22日に行われ、主演の仲里依紗をはじめ、塚本高史、中村倫也、松本まりか、山田裕貴、飯島寛騎、岡田龍太郎、壇蜜、平岡祐太が出席した。
同ドラマでは、不倫という“日常に潜む罠”をサスペンスフルに描写しながら、裏切られた妻・高森杏寿(仲)が夫・純平(塚本)とともに苦悩しながらも夫婦再構築を目指していく。
夫の不倫相手・井筒里奈(松本)が巧みに張りめぐらせた罠に苦しみながらも、夫婦愛の再構築のために正々堂々と戦う杏寿を演じる仲は、「私が演じる高森杏寿はすごくいい母であり、いい妻。なぜこの人が浮気されてしまうんだろう…と思うほど、完璧な奥さんです。なので、最初に原作や台本を読んだときは心が苦しくなりました」と役どころを紹介。
そして、「それでも夫を信じ、懸命に夫婦再構築のために頑張っていく健気な姿は、とても応援したくなる主人公だと思いましたので、私もそんな姿を皆さんにお伝えできるよう演じていきたいです。『“サレ妻”なう』な方は見るのがつらいと思うかもしれませんが、そんな方々の心の拠り所になれればと思います!」とアピールした。
ドラマのストーリーにちなみ、「もしパートナーに浮気されたら?」という質問をされると、仲は「浮気は引っかかる方が悪い。夫が浮気したら、一生会わないであろう国外、しかも時差のあるところに行かせます。そして二度と帰ってこられないようにします。つまり国外追放です!」と手厳しく宣言。
そんな仲の夫・純平を演じる塚本は、「最終的には許す」と言いつつ、「国内追放とか怖ぇなぁ!」と、仲の回答には仰天。さらに、「最初の出会いから、どういうデートをして最後の瞬間まで行ったのか、徹底的に聞きます」(松本)、「パソコンの前に座らせてグロ動画を見せます」(壇蜜)など、女性陣からはハードな対応が次々と明かされ、男性陣は苦笑い。
そんな中、浮気した妻・里奈とその浮気相手・純平をセクハラ・モラハラ・DV満載モードで追い詰め続ける渡を演じる中村は、「ヘコみます…」と役柄と真逆のかわいい回答をポロリ。「僕、渡とは全然違うんです。えらい演技してますもん!」と弁明し、会場を笑わせていた。
また、杏寿と誘惑する謎の男・黒井を演じる山田は、「渡のように里奈と純平の浮気現場に遭遇してしまったら…」というテーマでスタッフと話していたようで、「どんなことをしたら両方に一番ダメージを与えられるかを考えて、“一緒のベッドに入る”という行動がすごく怖いのでは、という結論になりました。僕もちょっと渡さんっぽいところがあるのでしょうか(笑)」と、苦笑いで自己分析。
さらに、「とにかくダメージを与えたいといいますか、同じぐらい傷ついてほしいと思ってしまいましたね。どちらにせよ悲しいことは悲しいので、何か違うエッセンスを加えたくて、中に入って川の字になって“今、ゆっくり話そうか”と持ちかける、というのをやってみたいですね」と明かしていた。
主題歌「カメレオン・レンズ」を担当するポルノグラフィティからもVTRでメッセージが寄せられ、仲は「本当に素晴らしい曲で、最初に聴いたときは、今までのポルノグラフィティさんっぽくないなって思ったのですが、逆にそれが新鮮でした」と印象を語り、「すてきな曲なので、ドラマを見ながら歌詞と照らし合わせて聴いていただけたら、うれしいです」とアピールした。
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