アニメ「メルヘン・メドヘン」インタビュー(2) 上田麗奈「ED曲に浸りながら、気持ち良く眠りについていただけたら」

2018/02/02 11:00 配信

アニメ インタビュー

アニメ「メルヘン・メドヘン」第3話のアフレコ後に、アーサー・ペンドラゴン役の上田麗奈、アガーテ・アーリア役の加隈亜衣にインビュー!(C)MMM/メルヘン・メドヘン製作委員会


オリジナルTVアニメ「メルヘン・メドヘン」が、AT-Xほかで放送中。第3話のアフレコ後には、アーサー・ペンドラゴン役の上田麗奈、アガーテ・アーリア役の加隈亜衣がインビューに応じてくれた。

【アニメ「メルヘン・メドヘン」インタビュー(1) 加隈亜衣「原書の内容などの知識を持つほどに楽しめる作品」 より続く】

上田麗奈「エンディング主題歌『sleepland』に浸りながら、気持ち良く眠りについていただけたら嬉しい」


――お2人が演じるキャラクターについて教えてください。アガーテは、先程二面性という言葉がありましたが。

加隈:まず、見た目がすごく奇麗で、できる女な感じがあって、実際に三強の1人なんですけど、完璧過ぎて周りに人がいなくなる現象が起きる子です。本人は内心「何でだろう?」って思っているんですけど、相手への声の掛け方も、自分が思っている出力じゃないものを出しちゃう子で、コミュニケーションが不足しがちなんですね。でも、可愛い物が好きだし、相手のことを気遣ったり、人が近づいてきてくれたことに普通の人以上に喜んでしまう。なので、内心と周りが思ってる人物像との差も大きい子なのかなって思います。もったいないと思うんですけど、その不器用な感じも可愛いなって思います。

――どんな点を気にして演じましたか?

加隈:最初淡々としてるんですけど、静に対しては思った事を素直に出しやすいみたいで、包み隠さず思いをぶつけるんですよね。もうちょっと上手いやり方もあるんじゃないかって思うかもしれないんですけど、真っ直ぐゆえに強めに出てしまう。あとは、周りに誤解を与えちゃうような言い方は心掛けてます。

――アーサーも三強の1人ですが、いかがですか?

上田:いたって真面目。おかしな事を言おうとしているわけではなく、自分の中での組み立てはしっかりしているんですけど、そのアウトプットの仕方が、言葉を掛け切らなかったり、説得もし切れないところがあるというか。モノローグが言葉で出てきちゃってるような感じのアウトプットの仕方なので、雰囲気がミステリアスだったりするんですね。鋭すぎるゆえに、天然なところが出たりすることがあるのかなって思います。あと、おおらかで、動物と話たりするところもあるので、そういう所で生活してるからこその、観察力なのかなって思いました。

――上田さんは動物と話したりは…。

上田:できないです……。(思いついたように)あっ!! いや……できないです(笑)。

――なんかふわっとした雰囲気は似てますよね。

上田:浮世離れしてるところは出せたらいいなと。表現の仕方、アウトプットの仕方は近いものがあるかもしれないですね。最後までかけ切らないところとか、私の癖でもあるので、似ている部分はあると思います。

――第3話の収録を終えましたが、いかがでしたか?

加隈:カボチャ…。

上田:一緒! 可愛いかった~。

加隈:カボチャの逃げ方が、可愛かったんですよ。本当に、メルヘンって感じだった。

上田:足が生えて逃げてくところが可愛かった~~。

加隈:声もかわいくて、みんな“はぁ~”って。

上田:李雪梅(リ・シュエメイ)の吉岡麻耶さんが兼役でやっていたんですけど、それが可愛かったぁ。

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