――恋愛で男性に全て責任があると思うのはどうしてですか?
責任というか…例えば相手に「いっつもリモコン、どこかにやるじゃん!」と思ったとしても、それをどこかにやらせないようにするために何ができるのかを考えないで、ただ「リモコンここに置け!」って言うのは一方的じゃないですか。リモコンをここに置いてもらうにはどうすればいいのかなって発想を持たずに責めるだけだと、先程言った“何十%かはこっちに否がある”ってことになると思うんです。それが拡大解釈していくと浮気にもつながる気がする。もちろんそうじゃないパターンも世の中にはあるのかもしれないですけど、そう思っておいた方が健全ですよね。そうじゃないと「コレしてくれない」「自分ばっかりやってる」って、なっていくじゃないですか。でも所詮、向こうだって同じようなことを思っているんだから。誰かと向き合っていくには『人間なんて両方ダメなんだから』って意識を持たないと成り立たないんじゃないかなと最近は思っています。
――すごい。なかなかそんな意識を持てないです…。
持てないですか? じゃあ今日から持つのはどうでしょう。まずは自己洗脳をしていきましょうよ。僕、『人は変わらない』という言葉が嫌いなんです。もちろん変わらないことはあるけど、大概は努力で変えられるって思うんです。『変わらない』なんて言葉で逃げるなって思う。だからまずは思ったことを行動にうつしてみて、それを癖にすれば変わるだろうなって。まぁ、美学ではありますけどね。
――純平のように一時の流されてしまう男性については?
共感はできますよ。ただそれで実際に動くかどうかは分からないです。ドラマを見ていて、純平はそういうことをして何かを失ったことがなかったんじゃないかなって僕は思いました。きっと良いヤツだったからそうなったんだろうなって。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)