3月27日(土)に最終回を迎えるNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」から、3月29日(月)に放送が始まる連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」への「ヒロインバトンタッチ セレモニー」会見が、19日、都内のNHK放送センターで行われた。会見には「ウェルかめ」ヒロインの倉科カナ、「ゲゲゲの女房」ヒロインの松下奈緒らが出席した。
セレモニーでは、それぞれのドラマにちなんだ品物を交換。倉科は「ウェルかめ」のマスコットキャラクター・かめっ太のぬいぐるみを、松下は水木しげる氏の作品「ゲゲゲの鬼太郎」の名物キャラクター・目玉おやじの“うたたねまくら”を渡した。
10ヶ月に及ぶ「ウェルかめ」の撮影を終え、無事バトンタッチできた倉科は「風邪も引かず、何事もなく無事にヒロインをバトンタッチすることができて、とてもうれしいです。スタッフや共演者の方々に本当に感謝しています」と安堵の表情に。バトンを引き継いだ松下は「あらためてバトンを引き継ぐということで、気が引き締まる思いです」と応えた。
また、倉科は、連続テレビ小説「つばさ」('09年)のヒロイン・多部未華子からバトンを受け取ったときを振り返り、「多部さんは『強くなりました』とおっしゃっていたのですが、私も強くなったなと感じています。でも、変に強がらずに、知らないことは知らないと言えるようにしたいですし、強くなったけど、弱くもありたいという風に思うようになりました」と撮影を終えた心境を。それを受けて松下は「私も強くなりたいと思いますし、自分の気持ちに正直になって、これから長く一緒にお仕事をする方々とうまくコミュニケーションをとりながら、半年以上を乗り切っていきたいと思っています」と力強く応えた。
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