――多くのエキストラの方たちを動員した大規模な駅伝のシーンも話題になりました。エキストラの方との撮影の感想をお聞かせください。
この場を借りて、たくさんのエキストラの皆さんに心からお礼を言いたいです。我々俳優より長い時間の撮影に耐えていただき本当に感謝しかありません。ありがとうございました!
――今作は、最優秀作品賞、監督賞にも選出されました。なぜこれほどまでに視聴者の方に支持されたか、役所さんが思われる「陸王」の魅力を教えてください。
原作、プロデューサー、脚本、監督のチームワークの素晴らしさだと思います。現場では、監督をはじめとするスタッフの雰囲気作りに俳優たちは伸び伸びと勇気を貰って仕事できたと思います。福澤(克雄)監督はスタッフ、キャストを纏めるカリスマ性があり、演出も繊細で素晴らしい監督です。そこで沢山のことを学んできた田中(健太)監督は今後ますます楽しみな監督です。
――息子・大地役の山崎賢人さん、ランナー・茂木役の竹内涼真さんの熱演にも評判が集まりました。山崎さん、竹内さんと共演されての印象や、今掛けてみたいこと言葉などを教えてください。
二人とも素晴らしい俳優であり、礼儀正しい好青年でした。これから色んな作品、監督と出会い、益々、彼らの魅力が増していくと思います。楽しみです。今掛けてみたい言葉は、「お疲れさまでした。お二人の笑顔や何かに立ち向かう真剣な表情にたくさんの力を貰いました。ありがとう!また、いつかどこかで!」ですかね…。
――最後に、改めてこれまで多くの作品に携わられている役所さんにとって、「陸王」はどのような作品となりましたでしょうか?
勿論、俳優としてこの数カ月、色んなことを学んだ作品です。特に、この作品は一つの作品をチーム皆で作り上げるということを実感できた作品でした。連続ドラマ出演が久しぶりだったので、「あれ?あの○○のCMに出てるおじさん、俳優だったんだ!!」と若い視聴者の皆さんに認知していただいた作品と言えるかも知れません。
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