関根勤、“後輩”ANZEN漫才との共演に「自由人なので好きなようにやってほしい」

2018/02/16 20:35 配信

映画 アニメ

「映画クレヨンしんちゃん―」に関根勤&ANZEN漫才の出演が決定した(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2018

4月13日(金)に公開される、劇場版「クレヨンしんちゃん」のシリーズ最新作「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」に、ANZEN漫才関根勤がゲスト声優として出演することが決定した。ANZEN漫才の2人はこれが初のアニメ声優、関根は同シリーズ2度目の参戦となる。

ANZEN漫才みやぞんが演じるのは、悪の組織「ブラックパンダラーメン」の刺客“ミヤ・ゾン”。逃げるしんのすけたちの行く手を阻む、敵の拳法家だ。

“ギター拳法”というカンフースタイルを繰り出しながら、オリジナルソングを熱唱し、カスカベ防衛隊を妨害する。

出演に際し、みやぞんは「マネジャーから映画の声優決まったよ、と聞かされた時のリアルなリアクションなんですが、『え?…』リアルこれです! 一瞬パニックです♪(笑) パニックパニックパニックANZENあわててる♪」と、3代目しんちゃんOPテーマになぞり、驚きを語った。

続けて「ただ、僕らの中で、芸能界に入ったときの目標の一つに、こうしてアニメの中で僕らが描かれるっていうのがあったので、それがかなったんだなと。恵まれてるんです、われわれ本当に。ありがたいと思っております」と喜んだ。

一方、相方・あらぽんが演じるのは、ブラックパンダラーメンを食べ凶暴化してしまう客。味の改良でヤミツキ成分が増したブラックパンダラーメンを食べると、どれほど凶暴性が増幅するのか、研究の実験台にされてしまう客を演じる。

あらぽんは「僕らは小学校の頃から見ていたので、『しんちゃん』と軽々しく言ってますけど、芸歴ではしんちゃんの方が上なので、僕はもう『クレヨンさん』と呼びたいです。だから、芸能界のルールとしてあいさつは『クレヨンさん、おはようございます!』って言うべきで、先輩と共演できる、それくらいの気持ちではあります」と、敬意を表した。

2人は本人たちにそっくりのイラストで劇中に登場し、しんちゃんとスクリーンで夢の共演を果たす。

そして、もう一人のゲスト声優・関根が演じるのは、しんちゃんたちカスカベ防衛隊に伝説のカンフー“ぷにぷに拳”を教える師匠、という映画のキーマンとなる役どころ。

関根は「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001年)以来、17年ぶり2度目の出演となるが、「―嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は、シリーズ人気投票を行うと“泣ける”しんちゃんとして、今もなお人気No.1を獲得する伝説の1本だ。

芸能界きっての「しんちゃんファン」として、コミックスも全巻持っているほどのしんちゃん愛にあふれる関根。役柄同様にクレヨンしんちゃん好きの“師匠”的立ち位置でゲスト声優陣を引っ張る。

また、みやぞんと関根は大のカンフー好き。しんのすけたちが全篇ノースタントでカンフーアクションに挑む今作にふさわしいゲストといえそうだ。

2度目の出演となる関根は「師匠の役は年齢が高めなので、大滝秀治さん、あるいは拳法ですから、千葉真一さん、藤岡弘、さんもどうか、でも“ぷにぷに拳”なので、ひょうひょうとした柔らかい感じで『酔拳』の時のジャッキー(・チェン)の師匠をイメージしたりと、いろいろ役作りのイメージをしました」と、役作りの様子を明かす。

事務所の後輩・ANZEN漫才の出演については「今ANZEN漫才は勢いがありますからね。キャラクターになっても溶け込めると思います、そもそも二人ともアニメみたいな顔してますから。みやぞんみやぞんのまま、本当に自由人なので好きなようにやってほしいですね」と、期待を込めた。