伊坂幸太郎の同名小説を映像化した「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」が、2月17日よりWOWOWプライムにてスタートする。
伊坂作品が連続ドラマ化されるのは今回が初。主人公・星野一彦を高良健吾、謎のヒロイン・繭美を城田優が演じる。
借金のかたに連れ去られることになった星野は、監視役の繭美に、連れ去られる前に5股をかけていた恋人たちに別れを告げたいと懇願する。繭美の監視を条件に、星野は5人の女性に別れを告げる“お別れ行脚”を始める。
今回、初共演の高良と城田にインタビューを行い、お互いの印象や役作りについて、作品の見どころなどを語ってもらった。
――初共演してみた感想から教えてください。
高良:お会いするまで(城田に対する)イメージをはあまり持たずにフラットな状態だったんですけど、実際にお会いしてすごく優しくて頭の回転が速い方だなと思いました。
城田:僕も同じですね。共通の友達がいるというわけではないので、どういう人かは分からなかったのですが、わりとクールで寡黙な、若いころの高倉健さんのようなイメージでした。でも初めて会った時から、すごく熱いのが伝わってきて、気の合う感じがあって、すごくうれしかったですね。
――今回、借金を抱える“5股男”と謎のヒロインというユニークな役に挑戦されていますが、どういった役作りをされたのでしょうか?
城田:健吾は本当に5股していました!(笑)
高良:(苦笑)。実際の役作りは、目の前で起きていることに迷わないということを意識していました。
城田:5股をかけているという自覚がない人だからね。
高良:みんなとちょっとずれた誠実さのある、ばか正直な人物だと思います。
城田:最近、星野の気持ちが分かるんですよね。女性に対してというか、いろいろな人に助けや意見を求められたりすると、みんなにちゃんと接してあげたいというのがあって…この延長線上に星野がいるんだなと。
高良:確かに星野はそうかもしれないですね。
城田:そういう意味では5股男というよりは、ばか正直で、ちょっと残念な失敗をしてしまったが故に、連れ去られることになってしまった、いいやつなんですよ。
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