斎藤工もリスペクト! 野性爆弾・くっきーの“ポップアイコン”宣言!!

2018/02/24 08:00 配信

芸能一般

「周りが僕の使い勝手を分かってくれてる」


各局のバラエティー番組で活躍するくっきー。「肉糞亭スポーツ」を名乗り、千原兄弟、雨上がり決死隊らが所属する「肉糞亭一門」の師匠としての活動も撮影=泉山美代子


「千原ジュニアさんとか、フットボールアワーの後藤(輝基)とか、昔から一緒だった人たちが番組のMCや仕切りをするようになって。僕の使い勝手を分かってくれてるから、あんじょうしてくれはる。でもこういう芸風になったのは、その人たちのせいでもあって。若手のころから、舞台でお客さんが全然笑ってなくても、楽屋に戻ったら『そのネタおもろいな!』って褒めてくれてたから。それだけが糧でした。それで時間が掛かった分、今回収させてもらってますわ。『はよ返せよ、おまえら』っていう(笑)」

「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング 1 1/2」(Amazonプライム・ビデオ)。大好評を博したシーズン1に続き、本シリーズでもくっきーがやりたい放題!©2017 YD Creation


――相方のロッシーさんとは同級生。文化祭でネタをやったりとかは?

「全くやってないです。もともと音楽が好きで、バンドマンになろうと思ってたんです。そのときに組んでたバンドのボーカルが面白いヤツで、そいつに誘われたから、養成所(NSC)に入っただけで。お笑いは好きだけど普通に見てただけやし、勉強も一切してないので、話を振って、ボケて…というお笑いのセオリーも知らなくて」

――どこでセオリーを覚えた?

「覚えてない状態がいまだに続いてます(笑)。まぁ、逆にそれがよかったんかなと。分からないから自分なりのいびつなボケをして、それを先輩方や同世代の芸人が面白がってくれた」

――でも、世に広く知られるまでは時間がかかったと。

「そりゃかかりますわな、お客さん笑わへんのやから(笑)。でも人に合わせるのはカッコ悪いと思って。カッコ悪いことはやりたくなかった」

――そんな野性爆弾を周りの方々が育んでくれたんですね。

「そう。変な温室育ち。温室で大事に育てたら、トゲだらけの変なの育ってもうた、みたいな(笑)」