――今では女子にも大人気で。いわば“ポップアイコン”ですよね。
「そうですね。ポップアイコンです(笑)。僕、今、よしもとのポップアイコンのてっぺんです」
――(笑)。ポップアイコンになってみて、いかがですか?
「絵本を出して即売会をやったら子供が来たりして。マジで時空が歪んでる…と怖くなることもありますね」
――昔から好きなことをやっているイメージですが、その姿勢は今も?
「テレビの仕事でも、『こうやってください』と言われたりすると、自分がやりたくないものは、はじいてきたんですけど。最近は『こちらが考えたこれをやって』と言われることはほぼなくて、例えば僕がインスタに上げてる白塗りだとか、僕のやってることをそのままやってほしいと言われる。めっちゃラッキーですよね」
――ちなみに、大人気の“白塗り顔マネ”はいつからやっているんでしょうか?
「そもそもは15年くらい前、月イチで開催してたイベントでやってたんです。で、インスタを始めたときに何を上げよう…と考える中で、不意に白塗り画像を上げてみたらけっこうウケて。そこからですね。要は、白塗りもチェチェナちゃんも、ガラクタひっくり返して探したら出てきたみたいなもんで。超ラッキーですよ」
――今までやってきたことは全て無駄じゃなかった。
「無駄なヤツもいっぱいありますけど(笑)。でもまぁ、ガラクタはまだ山ほどあるんで、次は何を出そうかなと。今年は、“ベンジャミン・ボーナス”という大富豪キャラに力を入れます。あと、肉糞亭というキャラもあるんですが、今後は“肉糞乙女化計画”ということで、映画『下妻物語』みたいなことをやりたいなと」
――“ポップアイコン・くっきー”は、これからどうなっていくのでしょうか?
「昔流行ったタレントショップをやりたいんですよ。原宿とか京都の嵐山とかで、修学旅行生が必ず寄るみたいな店。テレビのほうは、最近はゴールデンタイムの番組にも呼ばれるようになりましたけど、もともとそういう人間じゃないんで。今は、モグラが穴からちょっと顔を出してる状態なので、また地下に潜って、深夜に戻ります」
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