「HUGっと!プリキュア」引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯は守る側?守られる側!?

2018/02/25 08:00 配信

アニメ インタビュー

「HUGっと!プリキュア」の野乃はな/キュアエール役・引坂理絵(中央)、薬師寺さあや/キュアアンジュ役・本泉莉奈(左)、輝木ほまれ/キュアエトワール役・小倉唯(右)にインタビュー


――作品のテーマが「赤ちゃんを守り、育てる」ということですが、皆さんはキャラ的に、日常で守る側ですか、それとも守られる側ですか?

引坂:私は、どちらかというと守られてるなって。鹿児島から上京してきているので、田舎の両親から毎日のように電話が来ますし。「大丈夫か?」って心配してくれたり、食べ物がなかったら送ってくれたりとか、私の全てを毎日心配してくれてる存在で、両親に守られてます。

――引坂さんは、どちらかというと“はぐたん”側なんですね。

引坂:はぐたん側の人間です(笑)。

本泉:親は偉大だよね!? 作品では、はぐたんを育てる側ではありますけど、同時にはぐたんに育ててもらってる部分もあって。はぐたんの様子を見て、「何を欲しがってるのか?」「何を持っているのか?」「こうしたら喜ぶのかな?」とか、常に考えながら私たち3人も動いて、子育てに奮闘しているので、そういうところを見てると、私も普段から守られている側なのかなと。作品に関わらせていただく上でも、色んな方に支えていただいているので、そういう事を実感すると、特に守られているなと思いますね。

小倉:人間誰しも、誰かに守られて生きているのかな?って、2人の話を聞いてて感じてました。私も普段から、両親や友達とか、たくさんの方に見えないところでも守られて、今の自分がいるっていうのを痛感しているところです。でも、守られているだけじゃなくて、見えない部分でいうと、役を通して、声を通して、この職業を通して心の支えになっているような意味で、少しでも誰かを守れている部分があればいいなと思いながら仕事をしてるんだなって、改めて感じました。

――今回の「HUGっと!プリキュア」が15周年作品ですが、15年前は皆さんどんなお子さんでしたか?

引坂:15年前は…どうだろう? おとなしい子でしたけど、学生だったのでスポーツにいそしむ女の子でしたね。でも、時折休みの日とかに「ふたりはプリキュア」を見たりしてました。

本泉:私は、すごくやんちゃでした。

小倉:そんなイメージない(笑)。

本泉:本当ですか? 地元が福島なんですけど、親戚の方に山とかアウトドア的な場所に連れていってもらって。今はもうダムで沈んでしまった川があったんですけど、そこで高い所から飛び降りて遊んだりとか、その辺になってる木の実を食べたりとか、そういう感じの、やんちゃで生傷の絶えない子供でした。

引坂:違い過ぎる(笑)。

――本泉さんは野生児だったんですね!?

本泉:はい、ほぼ野生児でした! 山から下りてきました(笑)。

小倉:私は幼い頃、すごくマセていたらしいです。女の子らしい事も大好きだったんですけど、街中で知らない人にすぐ愛嬌をふりまいていたそうで、電車に乗ったら近くの人にお菓子を配ったりしてたというエピソードを母から聞いて、そんな時代があったんだ!?って驚きました。今では、ちょっと人見知りなところがあるんですけど、小さい頃はそんな感じだったらしいです。

引坂:すごい、アンジュとエトワールが真逆!?

本泉:本当にそう! 面白い!!

――演じているキャラと真逆というのも良いですね。