真野恵里菜、“表情の演技”で魅了! 共演の中川大志も「本当に胸が痛かった」

2018/02/25 08:00 配信

映画

「坂道のアポロン」では、真野恵里菜の表情の演技にも注目(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館


百合香に恋心を抱く千太郎を演じた中川は「(百合香は)クールな女性ってイメージですけど、真野さんはとにかく明るくて、僕がふざけていたりすると笑ってくれた」と真野と役とのギャップを語り、「最初に会ったのは、僕が裸で(モデルになって百合香に)絵を描かれているシーンだったんですけど、真野さんとはすっと打ち解けられました」と、彼女の親しみやすい人柄について語った。

また、千太郎が淳一(ディーン)と百合香と2人でいるところを目撃してしまうシーンでは、中川は真野の演技によって実際に切ない気持ちになってしまったのだという。

「あのシーンは本当に胸が痛かったです、演じていて本当につらかったですね。自分の好きな女の子が、自分の尊敬している兄貴に持っていかれるわけですからね」と語る中川からも、真野の女優としての魅力が垣間見えた。

ちなみに、アイドル歌手としてキャリアをスタートさせた真野は、弾き語りで歌唱する「マノピアノ」という持ち歌もあるようにピアノの腕は相当なもの。劇中では演奏する場面こそないものの、ジャズバーのシーンでは、空き時間にセットのピアノを弾いて見せたこともあったのだそう。

本作でジャズピアノに初挑戦している知念も「お上手なんですよね。そういうの見ると嫉妬しますよね(笑)」と、真野の腕前を冗談交じりで称賛していた。

“一生もの”の友情と恋に出会ってもがきながら、幸せをつかもうとする若者たちの姿に、音楽がまぶしく交錯する「坂道のアポロン」。春の訪れとともに公開される本作で胸キュンを味わいつつ、アイドル歌手から演技派女優へ大きく羽ばたいた真野の演技に酔いしれてみては?