東村アキコの同名コミックが原作のドラマ「海月姫」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。主演の芳根京子演じるクラゲオタク・倉下月海が、女装美男子の鯉淵蔵之介(瀬戸康史)や、その弟で議員秘書の童貞エリート・鯉淵修(工藤阿須加)と出会い、生活が一変していく“シンデレラ・コメディー”だ。
本作には、月海(芳根)と共に“天水館”で生活するさまざまなジャンルのオタク女子“尼~ず”が登場する。個性的な面々が集まった尼~ずだが、ドラマでは原作キャラを忠実に再現し、話題になっている。
今回、「ザテレビジョン」では、そんな尼~ずのキャスト4人に4週連続でインタビューを実施。第3弾は“鉄道オタク”のばんばさんを演じる松井玲奈を直撃し、まやや(内田理央)とのコンビネーションやお気に入りの小道具などについて聞いた。
――撮影も中盤を過ぎましたが、ばんばさんを演じる上で気を付けていることなどはあるのでしょうか?
ばんばさんはまややとコンビのような立ち位置だと思っています。コンビ芸というか、2人のチームワークが大事になってくると思っていたるので、ばんばさんとまややの“静”と“動”のコントラストがちゃんと出せるようにと、バランスに気を付けながら演じています。
――事前に内田さんと打ち合わせをしたりするんですか?
あまり打ち合わせはしていなくて、まずリハーサルでやってみて、監督の希望を理解してから「まややがああやるなら、ばんばさんはこうした方がいいかな?」とか、「一緒に盛り上がった方がいいかな?」とか考えながらやっています。放送を見て、一斉にワイワイとやってしまうと、画面がうるさくなってしまうなと感じ、引き算も大事だなって思いました。
――その他に、ばんばさん役で新たに学んだことはありますか?
目ってすごく大事な情報を持っているんだなと思いました。ばんばさんは目が隠れているので、目でお芝居ができないんですよね。うれしくても、悲しくても、怒っていても、目で表現することができないので、口元や体で表現しなくちゃいけないということが難しい反面、それがまた新しいお芝居の勉強になっているなと、楽しんでやっています。
――“アフロアタック”は文字通り、体当たりの演技です(笑)。
私は全然大丈夫なんですけど、たぶん相手は痛いと思います(笑)。第3話のラストで、修にドン!と当たったときは強くやり過ぎてしまって、修がぶつかったセットの扉が外れるんじゃないかと思いました(笑)。
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