テレビ東京で、3月30日(金)に「東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~」が放送される。
同ドラマは、バツ3独身の恋多き和菓子職人・久留里卓三(吉田鋼太郎)の恋模様を描き、彼の惚れやすさと実らなさから、“現代版・寅さん”として親しまれる大人のラブストーリー。
今作では、出会いを求めて御茶ノ水の料理教室に通い出した卓三が、美しい講師・楓(吉瀬美智子)に一目惚れ。しかし、楓には不倫のトラウマがある上に、独身のイケメン生徒・増田(青柳翔)と微妙な関係になっていた…という物語となっている。
そんなドラマの鍵を握る、増田役の青柳翔にインタビューを敢行。本作への思いを語ってくれた。
――今回のオファーを受けた時の感想を教えて下さい。
これまでのシリーズをずっと見続けていたので、率直に嬉しかったです。
吉田鋼太郎さんの大ファンで、憧れている先輩と共演できると知ってさらに喜びが増しました。
「東京センチメンタル」は少し映画っぽい作品だなと思っていて、それも吉田さんという存在が作り上げている雰囲気によるものだなと感じていました。
――青柳さんにとって、俳優・吉田鋼太郎の魅力は何だと思いますか?
コミカルな役から悪役まで、どんな役にもぴったりとハマる所だと思います。
映像で見ていて、引き込まれる俳優さんだなと。
――今回初共演とお伺いしましたが、感想はいかがですか?
現場を盛り上げ引っ張って、寒い中でも、スタッフ一人ひとりに声をかけて一体感を作り上げていかれるのを見て、素晴らしい、凄いなと思いました。自分も見習いたいと、気が引き締まりました。
お芝居でも、僕が少し演じ方を変えてみると、吉田さんも察して、上手く合わせて演技を変えて下さるんです。ニュートラルですし、自然な所がとても格好いいなと感じていました。
――思い出に残るシーンはありますか?
料理教室で、卓三が楓から作り方を聞いているシーンが…吉田さんがかなり入り込んでいて、あれは演技じゃなかったと思います(笑)。
いい意味でくだらなくて、クスッと笑っちゃいました。
――卓三になりきってますね(笑)。楓役の吉瀬さんの印象はいかがでしたか?
魔性の女を思わせる役柄なのですが、ここまで違和感なくこなせるのは吉瀬さんしかいないんじゃないかと思いました。それくらい、ハマり役ですね。美しくて妖艶で、素敵な女性だなと感じました。
料理教室での説明の仕方もとても丁寧で、リアルな芝居だったので素直にすごかったです。
でもご本人は、演じる楓のどっちつかずというか、男性を惑わすような白黒はっきりしない言葉は「どうなんだろう」と話されてましたけどね(笑)。
――(笑)。そんな楓にアタックする増田は、演じていてどうでしたか?
増田は子どもっぽいというか、嫉妬とか感情を表に出す男なんです。だからそういうシーンはねっとりと演じられたらと思って臨みました。
楓を争う、卓三との掛け合いは見どころの一つだと思います。
――なるほど。ちなみに“恋”を描く本作ですが、青柳さんが今恋しているものはありますか?
最近行けてないですけど、上京前からずっと釣りが好きですね。海釣りとか川釣りとか、地元にいる頃からやっていて。
上京してからは、同期で仲の良い山下健二郎(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)とブラックバス釣りに行ったりもしてました。
――そうなんですね! 話は少しそれてしまいましたが、最後にドラマの視聴者へメッセージをお願いします。
大好きなドラマ「東京センチメンタル」に出演することができてとても光栄に思っています。
大人の恋愛がコミカルに描かれているので、少しクスクス笑いながら楽しんで頂けたらうれしいです。
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