知念侑李、初単独主演作で“ロス”告白「毎日思い出の写真を見ながら寝ていました」

2018/03/10 19:46 配信

映画

中川は劇中でドラムを担当した(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館


中川大志&知念侑李が“ロス”明かす


劇中でドラムを担当した中川は「クランクアップした後にロスになったよね。一緒に焼き肉に行ったときもドラムスティックを持っていた。その後にスタジオに一緒に入ったり」と撮影後の知念との交流を振り返り、知念も「あの時の思い出がロスになって…毎日撮影時の思い出の写真を見ながら寝ていました。終わったときは寂しかった」と思い入れの強さをうかがわせた。

また中川は“一生もの”を「役者」と挙げて、「10歳の頃に原宿の竹下通りでスカウトされなかったら、ここにはいなかった。あの日、あの一瞬の出来事は奇跡。それがなければ自分の人生は全く違うものになっていたと思う。役者の仕事、映画を作るということはすごいことだとあらためて思う」と現在の状況に感謝。

小松は三木監督からクランクイン前にもらった手紙を“一生もの”とした(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館


小松は、三木監督からクランクイン前にもらった手紙を“一生もの”とし「原作ものでプレッシャーのある中で、メールではない手書きの言葉が自分の中にスッと入ってきた。

その手紙で背中をポンと押された気がした。一生ものの手紙。頑張ろうと思えた」と話した。

一方、ディーンは劇中で演奏したトランペットを譲り受けたそうで、「一生の思い出ということで頂きました。学生時代にジャズバンドでギターを弾いていましたが、格好いいトランぺッターにも憧れていました。

【写真を見る】ディーン・フジオカ、格好いいトランぺッターを体現し「夢が1つかなった」(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館


そんな目標の一つ、夢の一つが今回の作品のおかげで体験できた。トランぺッターの一生を追体験できたのは、一生の思い出です」と喜んだ。

「一生ものは家族」と梅雀(C)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008 小玉ユキ/小学館


さらに「一生ものは家族」と破顔の梅雀は「娘が2歳半で、二十歳になるとき僕は80歳。だからこれからも一生頑張らなければいけない。まあ本人は面倒くさいオヤジだなと思っているでしょうがね!」と幸せそうに語っていた。

ほか、真野は家族が幼少期から撮りためた写真を“一生もの”とし、松村は、初テレビ出演時の私服を“一生もの”に、そして三木監督は「矢沢永吉の言葉」を“一生もの”とそれぞれ挙げた。

最後に、あらためて知念は「僕にとって一生ものの映画を今日からたくさんの方に見てもらい、たくさんの方の胸に残る作品になることを願っています。この映画が誰かの“一生もの”になってもらえれば」と感慨深い表情を浮かべ、力を込めた。