大森南朋&AKIRA W主演映画「この道」公開決定! “富士屋ホテル”で撮了

2018/03/13 07:00 配信

映画

映画「この道」会見に登壇した佐々部清、柳沢慎吾、松本若菜、松重豊(後列左から)、貫地谷しほり、大森南朋、AKIRA、羽田美智子(前列左から)(C)LDH JAPAN

大森南朋コメント


北原白秋という人物について、イメージではすごく真面目で難しい人なのかなと思っていたのですが、こんなに波乱万丈の人生で人間味あふれた素敵な人物だったということを今回初めて知りました。

実際にお会いしたことがないので、どんな人だったかは文献を読むなどするしかなかったのですが、脚本の中でどれだけ自由に北原白秋という人間に近づけるかを考えながら演じました。

その中で少しずつ積み重なって北原白秋になっていると思いますので、映画の完成を楽しみしています。

私は白秋の詩を全部読み切った訳ではないのですが、今回題材となっている「この道」の歌の世界にすごく引き込まれましたし、故郷を思う想いという情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせて貰ったりもしたので、「この道」の世界が好きです。

この富士屋ホテルでの撮影も邦画で初と聞いておりますので、非常に有り難い限りです。とにかく現場が楽しくて、素晴らしい作品になると思っております。ぜひ楽しみにして下さい。

AKIRAコメント


山田耕筰という日本を代表する音楽家・作曲家に挑戦させていただいて、本当に恐縮することばかりでしたが、今回改めて日本の音楽の素晴らしさに触れることが出来ました。

今回山田耕筰についていろいろと調べて、ものすごく波乱万丈な人生を送られていたというのは分かっていたのですが、それを超える北原白秋との熱くもおかしいすてきな青春を過ごしてきたのが台本を読んで知ることが出来ました。

本作で私は36歳、52歳、66歳の山田耕筰を演じさせてもらったのですが、時代が違う中で同じ役を演じるというのはとても大変でしたし、音楽家・作曲家ということで今回指揮・バイオリン・ピアノを習得して劇中で披露していますのでそういった意味でも、ものすごくやり甲斐のある作品でした。

映画「この道」は偉人伝というよりも、日本の音楽を支えてきたたくさんの方々の青春映画だと思います。

この映画を締めくくる最後の日がこの富士屋ホテルという事も何かご縁があると思いますし、これだけの大先輩方が集結して会見が出来るということはめったにないと思いますので、ある意味歴史的瞬間に立ち会えて光栄です。

とてもすてきな作品となると思うので、公開まで応援してください。