NHK総合で、4月7日(土)からスタートするバラエティー番組「有田Pおもてなす」(毎週土曜夜10:10‐10:55)の初回収録が行われ、番組MCの有田哲平が登壇した。
同番組は、MC兼プロデューサーとなった有田こと“有田P”が、売れっ子の芸人を集結。登場したゲストを笑いで“もてなす”ライブを開催する。有田Pは、ゲストの趣味嗜好をリサーチし、芸人たちの漫才やコントをゲスト好みの内容にプロデュースし、披露してもらう。
有田Pの“むちゃ”で“トリッキー”なオーダーを、芸人たちは発想力で乗り切り、この番組でしか見ることのできないネタを生み出していく。
レギュラー放送が決まったことを有田は「何回か特番でやらせていただいている時に、『芸人さんの数だけできそうですね』なんて軽く言っていましたら、本当にレギュラーになりまして、本人が一番びっくりしております。とうとうNHKに認められたということは、国民的なお笑い芸人になったんだなと実感しております(笑)」と大胆な発言。
また、番組の目標を聞かれると「この番組は、当日ふらっときて収録すればいいというものではないんですね。事前にロケがあったりと結構大変なんです。ですのでまずは、そこをこつこつとしっかりやるというのが目標ではあるんですが、一応、大みそかは空けてあります」と冗談も交えて答え、集まった記者を沸かした。
有田Pという役割について伺うと「スタッフの方と『次の芸人さんにはどうオファーを出そう?』とか『どんなゲストに来ていただくか?』などを話し合っていて、本当のプロデューサーをやらされているんです! 結構大変ですが、力を入れてやってます」と重労働ではあるが、やりがいを感じている様子。
番組のテーマであるネタに対してのむちゃなオーダーをどう感じているか訪ねると「(特番の時に)ロバートやロッチに出ていただき、むちゃぶりの入ったネタをやってもらうことが好評でレギュラーにはなったんですけれども、どんどん、ゲストへの“おもてなし”がエスカレートしていっているんです。
今回、第1回の収録をしたんですが、あまりにもエスカレートした感じが出てしまっているんですね。第2回、第3回もそうなんですが、そうとうエスカレートしていまして、番組が4回か5回で終わるんじゃないかと思っています(笑)」と意外な危険性があることを暴露した。
さらに、相方の上田晋也が、もしゲストに来た場合、どのようなおもてなしになるかを聞いてみたところ「上田の最近の方向性が政治とかスポーツで、お笑いからどんどん離れていっているような人生を送っていますので、純粋なお笑いを見せて楽しませてあげたい。『お前はもともとお笑い芸人だったんだぞ!』というのを教えてあげたいと思います」と熱い答えが返ってきた。
そして、今後呼びたいゲストとして「松田聖子さん、中森明菜さんにお会いしたことがないんですが、この長年ご活躍されている2人を、おもてなししたいですね」と語った。
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