3月23日(金)夜10時より放送される第41回創作テレビドラマ大賞「デッドフレイ ~青い殺意~」(NHK総合)の試写会が行われ、主演の井之脇海、ミムラ、そして脚本を務める佐々木由美が登壇した。
本作は日本放送作家協会とNHKが共催する、「創作テレビドラマ大賞」の受賞作をドラマ化したもの。
同賞では珍しいミステリーで、人工知能アプリと話すことだけが楽しみな青年・直樹(井之脇)と、謎多き人妻・紗耶(ミムラ)の交流が描かれる。
脚本の魅力について、井之脇が「みんなが抱えていると思う“孤独”が描かれていて、登場人物たちに共感できる部分が多いです。作品にのめり込んでいきました」と語れば、ミムラも「ストーリーがきれいな放物線を描いている」と分析。
共に完成度の高さをアピールした。
そんな本作の脚本を手掛けた佐々木は、井之脇が昨年出演した連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合ほか)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)を見ていたと話し、いろいろな表情を持っている井之脇がキャスティングされたことを喜んでいる様子。
ミムラも、“目”が印象的であることや「少年と青年の真ん中にいて、どちらの切なさも持っている」という“張った時の声”を挙げ、井之脇を絶賛した。
そんな井之脇だが、本作がドラマ初主演。「現場では直樹として生きるので精いっぱいで、仕上がりを見るのが怖かったです(笑)」と明かすも、「自分じゃない人物(直樹)がちゃんとそこにいてくれた」と語り、納得の出来になっているようだった。
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