染谷俊之が語る2.5次元舞台の魅力とは?

2018/03/15 02:28 配信

2.5次元

ドラマ、舞台、アニメと 2018年も精力的に突き進む染谷俊之撮影=佐藤友昭

――バンドマンたちが夢を追う姿を描くドラマ「御茶ノ水ロック」(テレビ東京ほか)に出演中の染谷俊之。3月14日に最終回を迎えた。

染谷「2つのバンド『ダイダラボッチ』と『The DIE is CAST』のみんなが、実際にすごく仲が良くて、LINEグループもあるくらい。僕は音楽プロデューサー役で、役作りをする上でもつるむ感じじゃなかったので、みんなを見守っていた感じかな。もちろん、現場では仲良くやらせていただきましたよ(笑)」

――ドラマに続き、舞台化も発表されている本作。キャストが実際に演奏するライブシーンが話題になる中、染谷演じるプロデューサー・片山亮と、ダイダラボッチのボーカル・片山始(佐藤流司)との兄弟の確執も見どころの一つ。

染谷「僕には兄がいて僕自身は弟なので、兄の役って実は新鮮! 兄とは仲が良かったので、兄とその友達とよく一緒に遊んでたんです。だから、今回演じる前に、兄が僕に対してどんな気持ちで接してくれていたのか、当時のことを思い返して考えてみたりしました。けんかもしましたけど、やっぱり大事にしてくれてたんだなと思います」

――染谷と佐藤はミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」シリーズ(2011~2014年)で共演経験も。

染谷「『テニスの王子様』のときはあまり絡むことがなくて、その後もなかなか共演作がなかったんです。今回、久しぶりに会ったけど、彼はすごくしっかりしてるし、弟だったらいいなあって(笑)。一緒に買い物や、ご飯に行ったりしたいな」

――また、染谷はアニメ「学園ベビーシッターズ」(BS11 ほか)で、声優にも挑戦中。

染谷「たくさんのキャストの方々が、4本のマイクの前で交互にしゃべるので、マイクワークはすごく難しいです。本当に皆さん、職人芸だなと思います。あと、舞台とか、映画、ドラマでは、『声だけで芝居をするな』ってよく言われるんですけど、声優さんは声だけで演じなきゃいけない。初めはギャップを感じたのですが、“気持ちでやる”という根本は一緒なんだと思いました」

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