「宮本から君へ」ヒロインに新人・華村あすかが抜てき!柄本時生、古舘寛治も共演

2018/03/15 17:00 配信

ドラマ

「宮本から君へ」の追加キャストが発表!(C)「宮本から君へ」製作委員会

柄本時生コメント


関西弁が圧倒的に大変だったことと、宮本と田島の距離感であったり、キャラクターの暑苦しさ、図々しさが、平成生まれの僕に表現出来るかどうかわからなかったのですが、僕なりに頑張れたのではないかと思っております。

今の平成という世の中とは真逆の、暑苦しくて鬱陶しいくらいに図々しい作品になっております。是非見ていただきたいと思います。

星田英利コメント


宮本を見守り、たしなめ、諭し、叱り、怒り、呆れ、というのを欲張って演じずに感情に身を任せること、そして原作がそうであるように、とにかく常に宮本に愛情を持つことを大事にしました。

で、「そう?」と何気ないふりをしましたが、撮影終わりに2人でご飯を食べた時、池松くんから「星田さんの小田さん、すっごいいいんですよ。」と言われた時は本当に嬉しかった。

今がこんな時代だから、今のこんな時代に必要な、池松くん演じる宮本の奥底から噴き上がる無骨で真っ直ぐなパワーを堪能してください。

華村あすかコメント


お芝居の経験のない私が、今の実力で責任を持って新井英樹さんが描いた甲田美沙子を演じきれるのか、正直、躊躇しました。

ですが、この素敵な機会を無駄にせず、自分の今出来る全てを出し切って正面からぶつかっていこう!と思い、撮影に臨ませて頂きました。

美沙子の人柄に、私自身も惹かれ、同じ女性として共感するようなそんな感覚もあり、今でも記憶から消えることのない充実した時間を過ごさせて頂きました。

目が離せなくなる、そんな気持ちを観て感じて頂けたらと思います。

新名基浩コメント


何もかもが初めてづくしで撮影初日の緊張は今でも手に取るように覚えています。大芝は、いい加減な奴ですが僕にとっての理想のサラリーマンです(笑)。楽しんで演じることができました。

「宮本から君へ」は、真っ直ぐすぎる志を胸に全身全霊で突き進んでいく男の話です。宮本に共感できないところも沢山ありますが、「じゃああんたはどうなんですか!」と、いつの間にか胸ぐらをつかまれて彼の世界に引きずりこまれること必至です。是非お楽しみください。

古舘寛治コメント


俳優という職業はなかなか難しいもので、だいたいは待ち状態で、人に選ばれて、呼ばれて初めて仕事ができるのです。

つまり自分で仕事を選ぶということが難しい。選ばれる職業なのです。なので俳優がやりがいを感じる仕事をするというのはそうしょっちゅうあることではありません。そんな仕事をする私にとってこの「宮本から君へ」はとても幸せな仕事となりました。

自分の面白いと思うことを共有できる監督との仕事は俳優の天国です。その逆は地獄。

天国だった作品の出来上がりがどうだったのか?そこが一番重要ですよね。。。うーん、観るのが怖い。しかし楽しみなのです!

「宮本から君へ」あらすじ


大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。

そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子(華村あすか)に声をかけるタイミングをうかがっていた。

何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫(柄本時生)にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが…。

そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は成長し、自分の生き方を必死に見つけていく。そんな新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常を描いた青春グラフィティー!