――なるほど(笑)。2年ぶりに同じキャラクターを演じるにあたり、前回よりバージョンアップされた部分はありますか? また何か準備はされていますか?
皆川:特に準備はしてないですね。でも疲れるので、新たに膝のサポーターを買いました。あと、マッサージチェアも買いましたね(笑)!
荒川:僕はそんなに変わらないと思います(笑)。
皆川:今回は意外とセットにお金がかかっていますね。
荒川:前回は、そんなにお金かかっていなかったんですよね。前回に比べて、今回は短い感じでころころ場面が変わりますからね。それから小道具が増えたような気がします。
――前作では、皆川さんがステージ上ですごく動き回っているのが印象的でした。今回も、結構派手に動き回る感じなのですか?
皆川:多分そうですね(苦笑)。
――ではまた踊ったり、歌ったりされる感じですかね。荒川さんは前作で皆川さんを殴ったり叩いたりするシーンが印象的でした。
荒川:今回も多分そういうことですよね(笑)。
――前作に引き続き、作・演出は細川徹さんです。細川さんからお2人に演技についての注文はありましたか?
荒川:注文は特にないですね。結構、皆川さんが出ずっぱりなので、細川さんが心配はされていますね。
――細川さんの台本を読んだ時、どのように感じられましたか?
荒川:稽古初日に第一稿みたいなのをいただいたのですが、そこからどんどん変えていくんです。だから、どうせ変わるんだろうという感じでしか読んでいませんでした。
皆川:この1カ月くらいでだいぶん、変わりましたよ。書き直したところもありましたしね。大筋は変わっていませんが、危ないことが増えていますよね。
荒川:本読みをやっていて、あまり皆川さんが危ない目に遭っていないから、もうちょっと危ない目に遭わせてみたくなったんでしょうね(笑)。
皆川:そういうことでしょうね(苦笑)。自分から危ない目に遭うわけではなくて、「危ない目に遭うのが嫌だ!」って言う人が危ない目に遭うのがはたから見ていて面白いんじゃないですかね。僕、本当は危ない目は嫌なんです(笑)。でも荒川くんと一緒にいることで、危ない目に遭っちゃうんですよね…。
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