妻夫木聡が主演を務める、早見和真の同名ベストセラー小説を映像化した「連続ドラマW イノセント・デイズ」(毎週日曜夜10:00-11.00、WOWOWプライム)が、3月18日(日)から放送される。
本作は、主人公・慎一(妻夫木)が死刑判決を受けた幼なじみ幸乃(竹内結子)の無実を信じ、幸乃を救いたいという一心で事件の真実を追い求めていくヒューマンサスペンス。
今回、自らドラマ化を企画した妻夫木にインタビューを行い、作品への思いやこだわり、見どころを聞いた。
――ご自身が企画から携われたということで、ドラマ化に至った経緯を教えてください。
とにかく原作が好きで、読んだ時から絶対にドラマでやるべきだと思っていました。どこか群像劇の話でもあるので、ドラマで登場人物一人一人をしっかり描けたらいいなと思い、原作者の早見さんに「僕に預けていただけませんか?」と直接提案させていただきました。
――「愚行録」(2017年)の石川(慶)監督とは、妻夫木さんの希望で再びタッグを組むことになったそうですね。
「愚行録」の人間の愚かな部分を繊細で冷静に描く、温度の低さが好きだったんですよね。なので、今回も温度の低さの中で、たまにふっと沸き上がって心にふれる瞬間を作ってくださる石川さんの演出だったら、作品がさらに面白くなるんじゃないかと思いお願いしました。
――ドラマ化にあたり、特にこだわったところはありますか?
僕自身が子供の頃にドラマを見ていて、次週が見たくなるワクワク感がたまらなかったし、「面白そう」と思ってもらえたものは、最初から見てもらえる自信があったので、そういうものを作りたかったんですよね。
監督・脚本・原作者をはじめスタッフ一同で集まったときに、最初にできあがった脚本をどうやっていくかいろいろ話をして、一丸となってやれたんじゃないかなと思います。だから、僕が全部発したということではなくて、一人一人みんなの意見があったからこそ、今があるという感じですね。
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