――さて、ドラマは今週(3月22日)でいよいよ最終回です。先週放送の第9話では、わたさくの2人がある種クライマックスを迎えたように思えましたが。
匠海:病院のシーンとか、すごくいいですよね。第8話の段階で眞島さんと「9話が気になり過ぎるね」って話をしてたので、より強く2人が結ばれるような回で良かったなぁって。でも、小宮山家の方は、深雪(真飛聖)さんが、自分は娘たちの親でいる資格なんてないという結論に至るじゃないですか。奈々(深田恭子)さんの件も然りで、そういうのは全然予測できていなかったので、台本を読んだときはビックリしました。
――それぞれの家族の結末が気になりますが、匠海くんはどんな終わり方になってほしいと思いますか?
匠海:それぞれの愛の形に辿り着いてほしいっていうのはもちろんなんですけど、ただ、一方では、一緒にいることが全てではなかったりするし、子供がいることが全てでもなければ、子供がいないことが全てでもなくて。やっぱり、ドラマを見ているとどうしてもハッピーエンドを求めがちだと思うんです。でも、ここまできたら、逆にみんなが望む愛の形じゃないものになってほしい気もします。そうじゃなくても愛はある。そんな終わり方になってほしいなと思います。
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