吉田羊が選んだ“カレ”は?映画「ラブ×ドック」完成披露試写会

2018/03/23 16:57 配信

映画

映画「ラブ×ドック」完成披露試写会に登壇した鈴木おさむ監督、野村周平、吉田羊、玉木宏(写真左から)(C)2018「ラブ×ドック」製作委員会


5月11日(金)に公開を控える映画「ラブ×ドック」の完成披露試写会が3月22日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、吉田羊野村周平玉木宏らキャスト、鈴木おさむ監督が登壇した。

本作は、人生で成功を収めながらも、節目節目で恋愛に走り、仕事や親友を無くしてきた人気パティシエ・剛田飛鳥が、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック「ラブドック」を訪れ、自身の恋愛模様を特別な薬で軌道修正していく姿を描いた大人のためのラブコメディ。本作で飛鳥を演じる吉田は単独では映画初主演を、鈴木は映画初監督を務めた。

完全オリジナル作品である本作が誕生した経緯について、鈴木は「日本にはかつて“キラキラ恋愛ムービー”がたくさんあって、それが日本に生まれてもう10、15年経ったと思うのですが、それを観ていた人がそろそろアラサーになってきています。大人の女性が恋愛する作品は、ドラマだとまだあるのですが、映画ではあんまりないんですよね。ハリウッドにはたくさんありますが。今回それにチャレンジしたいと、大人の女性が恋していく3つの物語を作りたいと。羊さんに主演をお願いしました。なかなかオリジナルでやらせてくれるところはないので、この映画を作ることができて本当にありがたいなと思います」と語った。

恋愛に人生を振り回されるキャラクターを演じた吉田は「これまで頭の良い、スマートな、仕事のできる女性の役が圧倒的に多かったので、そんな私が恋愛ものをやるのは似合わないのではないかと、気恥ずかしさはありました。けれども、演じていくうちに不器用ながらも必死に恋愛を重ねる飛鳥は人間らしく、心に正直に生きている人だとチャーミングに思えました。演じていくうちに愛していけた気がします」とコメント。