――お二人の中での「食のこだわり」などはありますか?
高嶋:ステーキを家で焼くのが好きですね。外ではあまり食べないですね。100グラム1500円くらいのお肉になってくると、ものすごくおいしいんですよ。焼く時はまず、お肉を30分くらい置いて室温に戻すんですね。そして、キンキンに焼けたフライパンにジャッと入れたら、もう動かさないんです。
そこにふたをするようにアルミホイルをかぶせて、焼き色が付いてきたかなという頃に裏返して、そこから40秒数えたらアルミホイルで包んで、先ほどの面と同じ分だけやって食べるんです。これが僕の中のこだわりですね。
あと、料理の食べテクとはちょっと違うんですけど、僕は素材を食べるのが好きなんですよ。野菜も何も付けないで食べるのが大好きで、豆腐とか餃子も何も付けずに食べるんです。お刺身も、上からちょっとレモンを垂らしただけで食べても十分おいしいんです。
そうして素材の味を楽しむのがこだわりであり、好きな食べ方なんですが、今日の収録を見ていて、料理にひと工夫、ふた工夫加えることでよりおいしく食べられるんだなとわかりましたね。
高橋:私の食のこだわりは、「食べたいものを、食べたい時に、食べたい量を、食べたいペースで食べる」ってことですね(笑)。やっぱり食べることが好きなので、ストレスになるような食べ方はしたくないんです。プライベートで食事をする時には、そのことを心掛けています。
朝起きた時に、「今日は絶対麻婆豆腐が食べたい!」って思ったら、夜友達と焼肉を食べる約束をしていても、一人“ゼロ次会”で麻婆豆腐を食べてから行きますね(笑)。ちょっと小腹を満たしてから行かないと、出てくるのが遅いとか食べるペースが合わないとかでイライラしているのが顔に出てしまうので…。
高嶋:誰かと食事に行って、シェアとかします?
高橋:お店によってですかね。
高嶋:僕は基本シェアはしないんです。自分が頼んだものは自分で全部食べますし、相手から「食べる?」って言われても「いらない」って言います。大泉洋さんは、逆に絶対シェアする方なんです。ドラマの撮影現場で出た弁当も、マネージャーさんとシェアするんです。なので、僕が「絶対シェアしない」って言ったら驚いていて。
高橋:じゃあ、「一口ちょうだい」っていうのは無しなんですか?
高嶋:無いんです。「それはあなたが頼んだものなんだから」って。自分が頼んだものがそうでもなかったとしても、そこは責任を持とうと。だからシェアしないのもこだわりかもしれないですね。もはや「シェア」って言葉を憎んでますからね(笑)。シェアするって言葉もわりと最近じゃないですか。それからしてあまり好きじゃないですね。
――ドラマやバラエティーの現場で“ロケ弁”が出ると思いますが、そこでのこだわりなどはありますか?
高嶋:そうですね…、やっぱり好きなのは津多屋ですね(笑)。津多屋さんの「のり弁」はおいしいですよね。あれがあるだけで、だいぶ芝居が良くなる感じはありますね(笑)。
一同:(笑)。
高橋:私は鳥肉が好きなので、お弁当が何種類かあったら必ず鳥肉がメインのものを選びますね。あと、お弁当が余っていたら持って帰るとか(笑)。若手芸人さんみたいなことをしています。
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!
高嶋:ハンバーグをCTスキャンにかけるくらいの本気度がある番組だと思うので、やっぱりVTRが素晴らしかったですね。あそこまで丁寧に作られているんだと思って感動しちゃって。VTRの内容は超耳より情報ばかりだと思うので、まずは視聴者の皆さんの生活に生かしてもらいたいと思います。
あとは、皆さん経験豊富な、食にも精通していらっしゃるゲストの方々のいろんな意見も出ていると思うので、それを参考にしていただいて、よりすばらしい“食ライフ”を楽しんでいただきたいですし、そういう番組になっていると思いますので、楽しみにしてください。
高橋:新しい切り口で食に対する新情報をお届けしていますので、まずは皆さんに楽しんで見ていただきたいのと、あとは、19年ぶりの高嶋さんの司会ぶりですね。スタジオもすごく和やかで盛り上がったので、明るく楽しい雰囲気が皆さんに伝わればいいなと思います。
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