平が演じる奈緒は幼いころに両親を事故で失い、優しい叔父・宗介(高橋優)に見守られ生きてきたが、高校入学早々に、赤い髪で鋭い目つき、見かけは誰もが恐れる不良の鬼瀬(平野)に体育館裏に呼び出され、「俺と、結婚を前提に付き合ってください!」と突然のプロポーズからの告白を受ける。
本当は叔父の宗介に憧れを抱いていたが、鬼瀬の迫力にビビッてしまい、奈緒は断り切れずに付き合うことに。
しかし、その恐ろしい見かけと違い、鬼瀬は人一倍優しくてピュアでキュートな男の子だった。そんな鬼瀬のギャップに戸惑いながらも、少しずつ初めての思いが芽生え始めていく役どころだ。
初の少女漫画原作のヒロインを演じるに当たり、平は「お話を頂いたとき『私で大丈夫かな?』という不安はありましたが、『honey』の世界に入れることがうれしかったです。今までキュンとしたことがなかったのですが、少女漫画を読んで初めて
“キュン”とする気持ちになりました!」とコメント。
現場ではせりふや表情、しぐさ、キャラごとの関係性などを書いた“奈緒ノート”なるものを作成し、監督と相談しながらリハーサルを重ね、奈緒を演じていったそう。
映画ではそんな平演じる奈緒が、鬼瀬や友人たちとの交流、初めての恋を通して成長していく姿が描かれる。
奈緒以外にも、奈緒が憧れを抱いていた叔父の宗介(高橋)、鬼瀬のクラスメートの三咲渉(横浜流星)、奈緒のクラスメートで親友の矢代かよ(水谷果穂)、鬼瀬のクラスの転校生・西垣雅(浅川梨奈)、かよの彼氏にして因縁の相手・権瓦郁巳(佐野岳)など、個性豊かな登場人物たちにも注目が集まる。
試写会で先行して見た中高生からは、既に「思わず泣いてしまった!」などと、好意的な感想が続々上がっている本作。
平野と平の“鬼キュン”要素だけでなく、家族愛や友情もしっかり描かれるので、中高生女子だけでなく、映画好きの男性も気軽に見られるはずだ。
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